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卒業式 袴着用による経済効果は57億?!市場分析に調査結果を活かす…の巻

桜も舞い散り、卒業、入学の季節となりました。

ユッキの大好きな「ねずっちネタ」で、お彼岸とかけて卒業式と説く…その心は「はかまで行きます」ということで今回は、袴をテーマに調査担当スキルアップネタを書きたいと思います。

このブログ『この1問で使える調査に!ユッキのアンケートクッキング』では、時事ネタや話題の調査をもとに、「調査のツボ」と調査担当者のヒントになる「プラス1★アドバイス」をお伝えしています。
ぜひ、実際のアンケート設計にお役立てくださいね。

まずは、こちらを題材にみてみましょう。

「大学の卒業式に袴を着用」77.2%

「レンタルを利用した人」 89.4%

「【先輩たちに聞いた!】イマドキ卒業式の実態調査」(マイナビ調査) 2015年8月24日発表)

https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/17684

そこで今回の「ぷらす1★スパイス」は、
「調査結果を使って市場規模を算出する」
です。

すでに、こういった業務を担当されていらっしゃる方も多いと思うので今回はさらっといきますが(汗)

大学卒業式の袴レンタル市場は、以下の方法で算出できます。

2016年度 女子 大学卒業者数 約28万人×袴比率77%×レンタル比率89%×平均3万円(2〜4万円が相場)

意外と袴レンタルはお安いですね。

振袖レンタルだったらもう少し単価もあがりそうですし、女性スーツも、単価は高くなりそうです。

調査から、市場規模を概算で出してみると、市場拡大のヒントや兆しがつかめると思います。

是非、トライしてみてください。

また来週!

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。