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12月25日は「昭和の日」。次の元号予測は、「あ」から始まる?!“結果がばらつく調査結果をうまく収めて、年を納める”の巻

今年も一年間、本当にありがとうございました。

気付けば、このブログも2年目に入り、大好きな海外一人旅をテーマに調査を語り倒せる…という新しい境地が切り開けたのもひとえに読者の皆様のおかげです。

さて、今年最後のテーマは「元号」です。

実は、12月25日はイエス・キリストの誕生日であるだけでなく、ひっそりと?大正時代が幕を閉じ、昭和が始まった日でもあります。

そして、ついに天皇陛下の退位日が2019年4月30に決定しましたね。平成も幕を閉じようとしています。そして5月1日からは新しい元号…。これはいったい、どうやって決めるのでしょうか。

一説によると、「新年号には、明治以降の年号のイニシャルと被る字は使われない」という噂。

明治以降使われていないアルファベットから決まる可能性があるとか。となると、あ行、か行、な行、や行、ら行の可能性が高くなりますね。日本にとって、世界にとって平和でよりよき時代になりますように…。

ということで、今回は「元号」をテーマに、調査設計検証します。

「平成の次に制定される新年号・新元号を大予想」(MATOMEエクシード 2017年1月発表)

https://www.mexce.net/monitoring/14674.html

  • 1位「平和」
  • 2位「安久」
  • 3位「太平、泰平、大成」
  • 4位「明成、和平」

以下はバラバラで珍解答を紹介。
ちなみに、2位の「安久」は、2016年の8月10日にTwitter上でデマのツイートがされてから、急速に広がったそうです。本当にフェイクニュース!が今年の私の中の流行語大賞1位です。

今回のワンポイント★プラスは…
「回答がバラバラになりそうなアンケート調査は 大量に回答を収集するか、事前アンケートの上、投票形式にする」です。

以前に、定量調査の事前に、一次調査や、簡易調査を仕掛けることをご提案しましたが、まさに今回のような調査結果が無尽蔵にばらけてしまう可能性がある場合にも使えます。

事前にヒアリング、またはこういった形でランダムに意見を募った上で、選択肢を絞り、今度はその中から投票をしてもらう形式にすると調査結果として収まりやすくなります。

珍解答を募りたければ、フリーアンサーを設ければよいのです。

選択肢を目にした回答者は、元号とはどのようなものか、みんなが思いつくような回答はなにか?という前知識を備えた上で、斬新な珍解答を思い付けるわけです。

こういった前知識なしでは、意外と人は似たようなことを思いついてしまい、ありそうな回答ばかりが並ぶことになり、珍解答として面白みに欠ける結果となりがちなのです。そういった意味では今後は、AIの方がユニークな珍解答を量産してくれるようになるのかもしれません。今後の調査設計のヒントになれば幸いです。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

素敵な年末年始をお過ごしください。

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。