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さて、今年第1回目のテーマは(笑)『ふるさと祭り東京』です。
「ふるさと祭り東京2018-日本のまつり・故郷の味-」 新年恒例イベントが10周年を迎え、東京ドームで1月21日まで開催!「来場者100万人を目指したい」(PRタイムス1月13日)
「ふるさと祭り」という名称で、1年中全国どこかで何かしらのイベントが開催されている気がしてなりませんが(苦笑)。それこそ、デパートの企画展とかもありそうです。
とはいえ毎年、年明けに東京ドームに全国の自治体が集まって、某テレビ局も後援して芸能人のイベントや、ご当地グルメブースや祭り出演するという大掛かりなイベントが始まって10年。
なんとなく、10周年といわれるとその気になってくるのが世間というものかも。気付いたら、Wikipediaにも「ふるさと祭り東京」ができていて、気になる数字が…。
入場者数
- 2009年 179,923人
- 2010年 195,007人
- 2011年 約380,000人
- 2012年 383,584人
- 2013年 379,095人
- 2014年 408,828人
- 2015年 421,324人
- 2016年 429,790人
- 2017年 (未記載)
スゴイですね!開始初年度に18万人を叩き出すというイベントもすごいのかもしれませんが、10年で40万人越え!倍です倍…。そしてほぼ毎年右肩上がりで、折れ線グラフが創りやすそう…と思った方は…「はい、残念!」というクイズ司会者の声が聞こえてきそうです。
今回のワンポイント★プラスは…
「(来場者)数値の推移の見方3原則! ”縦・横・長さ”を必ず確認すべし」です。
特にイベントの来場者数には、大きく影響を与えるファクターがいくつかあります。
- 「縦」=天候、気候、時間帯 (縦!と言われて上=天を見上げて下さいね)
- 「横」=会場のグレードや広さ、駅からの近さ、首都圏からの利便性など
- 「長さ」=開催期間、時間の長さ
まあ、どれだけ宣伝費を掛けたかといったことも大きく影響するでしょうが、ここはまあ省きましょう。
先程の数値でいえば、2010年―2011年でいきなり約2倍に、2013年―2014年でも約3万人増と大きく伸びていることに着目してください。
当初4日間開催だったものが、2011年から8日間に延長、2014年から10日間に増やしています。単純に「長さ=開催期間」が増えれば、その分来場者数が増えるタイプのイベントだったということに気付きます。
あとは、例えば、毎年夏休み開催だったSTARWARDSの映画も年末年始の休みに変更しただけで入場者が大幅増という事例もあります。これはターゲットが子どもではなく大人だったということに気が付けるかどうかで、「当てるイベント」の設計ができると思います。
イベント調査設計などのヒントになれば幸いです。
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