中秋の名月間近…昔より暑いのでお月見の気分になれないのですが…。

今週も、ユッキのアンケートクッキングにようこそ！

『この１問で使える調査に！ユッキのアンケートクッキング』では、月1回「プロが公開！そのまま使える！調査項目＆設計虎の巻」＆「そのまま使える！ぷらす１★スパイス」をご提案させて頂きます。

今回は、「利用実態アンケート」のひな形を取り上げます。この1問で、調査がピリリと光る…という秘伝のスパイスをお伝えすることを目指して、ご提案をしていきます。
ぜひ、アンケート調査ご担当者の方は、お客様の本音を引き出す調査項目を考えるヒントにしてくださいね。

ユッキが初めて調査を担当したのは読者アンケートでした。普段は合うことができない雑誌の読者がどんな人たちなのか、手塩にかけて作った記事や雑誌をどんな顔して読んでいるのか…が気になって仕方がありませんでした。

面白かった／ためになった記事を投票してもらう「読者支持率」に一喜一憂して、ついには、書店の店頭に行って、雑誌を手に取った読者が、どのページを開いたのか、どの程度立ち読みで時間を書けたのか…などを「家政●は見た！」（某サスペンス2時間番組）バリに張り込んだこともありました（苦笑）。今なら、即通報！されちゃいますね…。

さて、そんな手間暇を掛けなくても今はインターネットでリアルタイムに読者の動きを知ることもできます！

今回は、たった３問でユーザーの声が分析できる「プロが公開！アンケート調査フォーマット」第４弾”利用実態調査”を公開しちゃおうと思います。

テンプレートとしてご活用いただき、調査担当者のみなさまは悩まず迷わず気楽にアンケートを実施していただけたらと思います。（あくまでひな形ですから、調査目的に合わせて、変更していってくださいね）

そして、調査がピリリと光る「ぷらす１★スパイス」もご参考に、使える調査にチャレンジ頂けたらと思います。

今回の「ぷらす１★スパイス」は、
利用シーンを鮮明に描ける、把握できる設問をプラス！

「どのようなシーンで使っていますか？」とご本人の利用シーンを尋ねてもよいのですが、頻度高く使っているものほど、意外と詳しく思い出せない、あるいは、他人に説明できないほど日常化してしまっている場合、言語化が難しい場合があります。

対面でインタビュ―調査する場合は、記憶を掘り下げながら質問を重ねながら引き出すこともできますがWEB調査や、紙のアンケート調査では難しいです。あえて「他人に説明する」という設定をすることで、回答者に、言語化する意識を持っていただくことができるのです。

仕事が忙しくて、空気のような存在になりつつある夫に対して普段意識しないことも、ママ友飲み会の「場」が、「ダンナの愚痴」や「ダンナ自慢」モードに入ったタイミングであらためて、我が家は何かネタはあったっけ？と酔った頭で考える…といったシーンに近いでしょうか…（苦笑）

えと…話を戻すと、商品の次世代開発や、改善には、とにかく、利用実態を鮮明に描くことが大事です。利用者の声だけでなく、「行動」を正確に把握することが重要なのです。

次週もお楽しみに…。

皆様からのご質問、ご感想などもお待ちしております。

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