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2026年 景気予測は “悪くなる” が過去11年で最高値?!

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今年は年始のお休み明けが早く、すでに通常モードという方も多いのではないでしょうか。
社会の変化も目まぐるしく、今年は特にスピードが速いように感じます。

さて、昨年末に発表された2026年予測については、
まだ答え合わせができる時期ではありませんが、少しご紹介したいと思います。
面白いなと思ったキーワードは、2026年のヒット予測として出ていた言葉が
「苦労キャンセル界隈」。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01269/00001/

生成AIが生活に浸透し始めて、英語はもちろん、世界のお土産に書かれた謎の言語の商品説明も、
AIであっという間に翻訳できてしまいます。
また、スマホから2~3タップで、店舗から自宅に配送してもらえるような
お買い物サービスなども増え、生活はどんどん便利になります。

他にも、日々の生活が速く便利になる「タイパ劇向上」サービスや商品もたくさん生まれています。
例えば、常温保存可能な生パスタ、「セルフ式」ラーメンなどがコンビニで売られていますが、
これ、ホントにコンビニで?!という驚きの美味しさの商品も続々。
コンビニやスーパーの商品としては若干高く感じても、外食に匹敵する美味しさ!
こういったものを“エコノミーグルメ”と呼ぶそうで、
コスパ、タイパ、満足度の3方良し!の商品も増えていて、
2026年には大ブレイクしそうな予感のようです。
思わず、こうした2026年に続々生まれる新商品にワクワクしてしまいます。
そんな中、今回は気になるこちらの調査を紹介します。

「2026年“生活気分” 調査 」
(博報堂生活総研 2025年11月発表)
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2025/11/202511271400-2.pdf

■2026年の景気はどうなると思いますか?
 ・悪くなる:45.2%(前年度37.7%)
 ・変わらない:45.5%(前年度51.5%)
 ・良くなる:9.3%(前年度10.8%)

■2025年にお金をかけたもの
 1位 「ふだんの食事」 39.1%
 2位 「外食」 28.3%
 3位 「旅行」24.0%
 4位 「趣味」 20.2%
 5位 「貯金」14.8%

■2026年にお金をかけたいもの
 1位 「ふだんの食事」 23.1%
 2位 「旅行」 22.5%
 3位 「貯金」 19.0%
 4位 「外食」16.3%
 5位 「趣味」15.5%

さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
定点観測調査」についてです。
定点調査の最大の価値は、毎年同じ時期に、同じ質問項目で聴取し続けている点にあります。
単年調査のように数値(スナップショット)を見るだけでなく、「経年比較」を見ることで、
生活者の意識変化から社会の変化による生活者への影響はもちろん、
今後の変化の兆しを予測することが可能になります。

リーマンショックのような多くの生活者にとっては予測ができなかった事案や
コロナ禍や天災などの予測ができない社会事案による生活者の意識変化については、
定点で観測し続けた調査でしかその影響を語れないということも言えると思います。

そのため、定点観測調査は、設問文の変更にも慎重にならないといけません。
経年比較するためには、「てにをは」を変えるだけでも回答者の受け取り方が
変わってしまうことがあります。
そのため、その回答を比較することが難しくなります。

また、調査時期を一定にするということも非常に重要です。
例えば、翌年の景気予測を確認する調査項目についても、全国平均ボーナス金額が発表される前と後、
雇用統計等が発表される前と後とでは、回答者の意識が変わってしまうということがあります。

経費削減等で経年調査実施についての検討が行われることもあるかと思いますが、
長期間に渡り実施され続けてきた調査には社会的な価値が高待っていくものです。
慎重に議論を進めていただけたらと思います。

ぜひ、今後の調査設計の際の参考にしてみてください。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。
どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。