年末年始は、スポーツ視聴三昧でお過ごしの方も多かったのではないでしょうか。
2026年もスポーツファンを熱くする世界での戦いが繰り広げられそうな予感です。
話題のFIFA2026のお話をする前に、子供たちの事情をお伝えしたいと思います。
実は、少子化や猛暑で子どもたちのスポーツ事情にも大きな異変があるもよう。
2024年に全国の中学生の部活動についてのこちらの調査によると、
https://www.ssf.or.jp/files/jhs_and_parents_2024_0.pdf
https://www.ssf.or.jp/files/jhs_and_parents_2024_1.pdf
運動部で上位は6%台で、「陸上競技」「卓球」「ソフトテニス」「バスケットボール」。
次いで「バドミントン」「バレーボール」「サッカー」が 4%台だそうです。
ちなみに、文化部では、上位の8%台は「吹奏楽」、7%台の「美術・工芸」が
比較的多かったようで、野球やサッカーよりも、卓球やバトミントンが多いのが
なんとも意外な気がするのは世代でしょうか(笑)。
さて、今月の「気になる★数字」
「FIFA2026年大会から超拡大!
4チーム×12グループ、104試合制に」
についてみてみましょう。
既に2022年に発表、2023年に正式に理事会承認を経て正式発表されていましたが、
2026年6月から北中米(アメリカ・カナダ・メキシコ)で開催される
FIFAワールドカップに大きな変化が!
これまでの「32カ国・64試合」という慣れ親しんだフォーマットが撤廃され、
今回から「48カ国・104試合」へと拡大。開催期間も約40日間に及び、
前回カタール大会からなんと約1.6倍のボリューム増となるのです。
(FIFA(2023年3月14日理事会承認)
FIFA Council approves international match calendars (FIFA.com)
FIFAはこの変更を「より多くの国にチャンスを与える(インクルージョン)」と説明。
一方、さまざまなメディアでは、FIFAのマーケティング的な本音として
「収益の最大化」に狙いがあるのでは?と語られているそうです。
試合数が増えれば、当然ながら「放映権料」と「チケット収入」は跳ね上がります。
特に今回は、巨大なスタジアムと高いチケット単価が見込める「北米市場」が主戦場。
FIFAは2023-2026年のサイクルで110億ドル(約1兆6000億円以上)という記録的な収益目標を掲げており、
この「104試合」はその達成のための必須条件なのでは?という声も。
(FIFA Annual Report 2022 (Financial Governance))
世界中がビジネスチャンスと捉える一方で、日本国内に目を向けると、
大谷翔平選手やWBCの影響で「野球」の人気がV字回復するなか、
サッカー人気もまずまずの好調。
円安にも伴い、放映権料の高騰により、地上波ですべての試合を観ることが困難になりそうです。
放映権を巡っても代理店がしのぎを削っているという話題や、
ネット放映の「ABEMA」などにも注目があるようです。
テレビからネット視聴が主流になるなか、「関心のある層だけがお金を払って観る」という分断が進み、
かつてのような「にわかファンも含めた国民的行事」にはならない可能性も出てきています。
にわかファンも含めて、日本中が熱狂するからこそ、子どもたちにもサッカーに対する意識が醸成され、
明日のワールドカップ選手が生まれてくる期待もあるのですが…
さらに、104試合という供給過多なコンテンツに対して、
「W杯ならTV視聴率が取れる」という状況にはなりにくいのかもしれませんね。
熱量の高いサッカーファンが課金してくれる仕組みづくりや
より「ファンの心をくすぐるアプローチ」へと変わっていくのかもしれません。
とはいえ、侍Japanの活躍は、皆が期待しています。
今年も熱戦を期待してやみません。
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