宗像・沖ノ島、世界遺産委員会で検討開始!読者が選ぶ次の世界遺産:1位は佐渡金山16票?!票数が割れすぎた結果をリカバリーする方法とは?
今週から7月ですね。2017年も下半期始動です。
毎年思うのですが、梅雨真っ盛りで7月1日下半期開始!という大事な節目がどうも盛り上がらない。6月1日の夏服切り替えで学校中や街中が明るくなるように何か7月1日〜盛り上がる施策があると、消費も活性化しそうですね。
さて、昨日7月2日~12日:ポーランドで開催される世界遺産委員会で「宗像沖ノ島」の世界遺産登録の可否が決定される予定です。
ユネスコで検討会議をするんだとずっと思っていました。会場持ち回りでやるんですね。
さあ、神々の島、世界遺産登録なるか…気になるところです。
そこで、今回のテーマは「世界遺産」。
「次に世界遺産に登録されたらいいと思うスポット」(旅色+(プラス)読者アンケート調査 2017年2月発表)
https://plus.tabiiro.jp/articles/view/424767
■「次に世界遺産に登録されたらいと思うスポット」
- 1位「佐渡金山」16票
- 2位「鎌倉」14票
- 3位「四国八十八箇所」8票
- 同率第4位:長崎の教会群/彦根城 7票
- 同率第5位:沖ノ島/古市古墳群/縄文遺跡群/北海道全域 5票
…と、同率5位でまさに検討中の沖ノ鳥島がランクインです。
このアンケート回答者は、622名で複数回答可なわけです。調査サンプルとしては多くはありませんが、決して少なくはない…しかし、1位でも16票。かなり信ぴょう性が低い結果に見えてしまいます。
そうです、選択肢が多すぎるわけです。票の割れ方がハンパない!という状態を引き起こしちゃいます。
調査回答画面が見えませんので何とも言えませんが、フリーワードで取得すると、さらに回答のバリエーションも増えてしまい(鎌倉、鎌倉地域、鎌倉大仏…とか)輪をかけて選択肢が増えてしまい、もう、Can't Stop 票割れing(票割れが止まらない)となります。
今回のポイントは「サンプル数は充分なのに、票割れしてしまう結果の始末をどうつけるか?」です。
しかし…調査担当たる者、この状況を事前に察知し、手を打つべきでした。
- 先手その1)事前に小サンプルでモニタリングアンケートを実施し、上位10〜20程度を選択肢として設定し、あとは「その他(自由回答)」と設定。
- 先手その2)世界遺産登録に関心があるか/他に推薦したい場所はあるか/行ってみたい場所はあるか…など、票がまとまり、発表しやすいアンケート項目を事前に設定する
これで最悪の事態は避けられます。
あとは、その他に掛かれた自由闊達なフリーワードをアフターコーディングという方法でまとめていきます。
最近はフリーソフトでテキストマイニングを応用してまとめてくれるものもあるみたいなのでなんとか乗り越えられるかもしれませんね。
ぜひ、参考にしてみてください。
次回もお楽しみに!
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