ついに来ましたね!日本上陸はまだ先みたいですが…。
リビングに置かれた小さな円筒形のChatbotに、電気をつけて〜、音楽を流して〜、コーヒーが切れたからいつものやつ注文しといて〜などと話しかけるだけでなんでもやってくれるという夢のようなチャットボット。
AmazonのチャットボットEchoも話題になりましたが、現時点での利用率は4.4%という結果。(アマゾンはその後、冷蔵庫に張り付けたボタンを押せば自動的に発注ができる「ダッシュボタン」を発売したりして、どうも、どちらに行きたいのか分からない感じですが…)
Googleが参入すると一気にブームに火が付きそうな気がしています。
そこで、今回のテーマは「Chatbot チャットボット」。
「日本の暦(旧暦や暦注)」に関するアンケート」(チャットボットに関する実態調査 2017年2月1日発表)
https://marketing-rc.com/report/report-chatbot-20170201.html
http://www.sankei.com/economy/news/170201/prl1702010139-n1.html■「チャットボット」の認知率は15.9%。20代認知率22.5%、30代20.5%
■利用率は4.4%。45.5%がチャットボットを利用した商品購入が主流になってほしいと回答
■チャットボットで利用したいアプリ1位 LINE46.8%、2位 Google17.7%
認知率自体も2割以下、実際に利用したことがある人も4.4%と、まだまだこれからの分野であることが分かります。
こういった分野の調査をする場合は、やはり、全体値よりも利用者に調査をしたいところです。最低でも「知っている」と回答した人に調査をしないと調査を受ける側もチンプンカンプンでしょうし、当然調査結果もチンプンカンプン感が漂ってしまいます。
今回のポイントは「未知の分野については全体値より認知者に調査しよう」です。
上記を実施しようとすると、どうしても調査対象者の年代、性別、居住地域などが偏ってしまうことになるかと思います。
その場合は、今回ご紹介した調査のように、必ず、1次調査=スクリーニング調査として、一般的な全回答者のなかで、認知者、利用経験者、つまり本調査の回答者が何パーセントにあたるのかを公表するとよいと思います。
調査対象者がかなり限られた人たちであるとはいえ、きちんと回答できる人たちに調査した結果であることを分かりやすく伝えることができるからです。ご参考にしてみてください。
次回もお楽しみに!
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