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7月18日サマージャンボ発売。宝くじ購入経験者は推計約 8,115万人?!「世論調査」っていうか言わないか…の巻。

サマージャンボをはじめ、マツコの登場で宝くじのシリーズCMが楽しみになっている今日この頃。
とはいえ、現実派のユッキは、宝くじは「買ったことない派」です。

一度、クリスマスパーティのプレゼント交換で10枚の宝くじが回ってきたことがあったけど、同じ紙なら、札束、あるいは、便箋、あるいはディッシュの方が…ましかも…と、全くワクワクできなかった自分に驚きました(笑)

さて、そんなこんなで、今回のテーマは「宝くじ」。

「第 14 回宝くじに関する世論調査」(日本宝くじ協会 平成28年)

http://jla-takarakuji.or.jp/data/cyousa/H28yoronchosa.pdf

■宝くじ購入経験率は 76.4%。

■宝くじ購入経験者数は推計人口で約 8,115 万人

■宝くじの平均購入総額は、13,550 円。購入者ベースで 26,650 円

■最も多いのは、「1億円」の15.3%。「3億円超」「6億円超」が前回調査より増加し、高額化

…顎がはずれました。のっけから…人口1.1億の国で、宝くじ購入者が8000万人なんて。

調査資料を拝見すると、回答者の属性を居住地別にまでちゃんとサンプリングしているんですよね。

でもね、でもね、でもね…そもそもが、調査対象者が、宝くじのメルマガや情報サイトにアクセスしている人ですね。

だから、購入経験者が7割超え。「世論調査」というタイトルに負けそうです。人口数に掛けちゃったら大変です。なんか違っちゃいます。世論が…世間が…社会が…(涙)

今回のポイントは「調査名」について考えてみましょう。

「世論調査とは、ある社会集団の構成員について世論の動向を明らかにする目的で行われる統計的社会調査、またはその調査技法。無作為に抽出された一定数の人々(標本)に設問して回答を収集するという、統計理論に基づいた標本調査であり、標本誤差を伴う。(Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E8%AB%96%E8%AA%BF%E6%9F%BB)

ルールを破ったら捕まる…ということでもないんでしょうね。調査名なんて、付けた者勝ちということなのでしょうか。

あとは、読み解く側が、誰に調査したものなのか、どのように調査したものなのか…ある一定の知識を身に着けて、溢れる「情報」や「世論」に流されないように生きていくことも大事ですね。

今週は顎がはずれたまま、もごもごしてますが…(笑)、ぜひ参考にしてみてください。

次回もお楽しみに!

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