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東大入試に役立った小学校時代の習い事「3位そろばん」。貢献度のシンプルな測り方はこれだ!

明日、8月8日は365日のなかで記念日が最も多い10月10日に次いで3位の38個(2017年7末時点)。

なんとひょうたんの日、ひげの日、屋根の日、デブの日といった「形が似てるし」…系のものからタコの日、親孝行の日(母(はは)、パパ)、パチンコの日といった8の音を模したもの、数字の意味合いが込められたピアノの鍵盤の日(ピアノの鍵盤は88個)、地球歌の日(日本に原爆投下された8月6日と9日の間で平和への願いを込める意味と、丸を重ねた形の数字の8が二つ続く日から丸い地球をイメージして)…。

そしてタイトルでとりあげた「そろばんの日」(パチパチ…)。まあ、だいたいはダジャレが多いですよね。

日本記念日協会に申請が通れば誰でも記念日が創れちゃう時代になったので自分の誕生日も勝手に何かの記念日になっているかも…と思うと、かなり複雑な心境ですね。(気になる方はこちらで検索を!http://www.kinenbi.gr.jp/

ということで今回のテーマは「そろばん」。

「東大生の65%が習っていた習い事調査」(東大新聞オンライン 2015年3月2日発表)

http://www.todaishimbun.org/swimming0219/

①小学生時代にしていた習い事 1位65%「水泳」、2位53%「音楽系」、3位51%進学塾」

②小学校時代に「そろばんを習っていた」11%

③東大受験に役立った習い事 1位「進学塾」88%が「とても役にたった」

④→指数換算3.4ポイント

…さて、今回のポイントです。指数換算とはなんでしょうか?

いきなり、謎のポイント制登場です。

調査方法を以下抜粋すると…

「とても役に立った」「ある程度役に立った」「少し役に立った」「役に立たなかった」の4段階で尋ねた。

「とても役に立った」を4点、「ある程度役に立った」を3点、「少し役に立った」を2点、

「役に立たなかった」を1点として平均点を算出

とあります。

上記の調査結果③をご覧ください。

小学校時代に、主に中学受験のために通っていた「進学塾」が後の東大受験にも「とても役立った」と回答した人が88%、学習塾に通っていた人の約73%。

単純にこの数値を比べればいいじゃないか?と思いますよね。

なぜ、だめなのでしょう?

これは、「役に立った」という賛成票だけでなく、「役に立たなかった」という反対票も加味していったい、全体ではどのような価値があったのかを判断するための手法です。

お茶の間番組には「嫌われてないタレント」=好感度が全体的に高めのタレントをアサインする…つまり、熱狂的なファンがいる一方で、「嫌いランキング1位」みたいな癖のあるタレントはあまり呼ばれない…その全体平均的な好感度を測るもの…ともいえます。

今回のテーマ「そろばん」についていえば…全体ではたった11%しか経験者はいない習い事なのですが、指数で比較すると学習塾に次いで3位3.0となります。

学習塾や進学塾に対して、東大受験にも役に立ったという人もいるなかそろばんはほとんどの人が好印象という結果が見えてきます。より信頼性を感じられるリサーチ結果が出せるケースとなると思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

次回もお楽しみに!

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