entry_image

もうすぐ「敬老の日」。60歳は”老人”じゃない?!”老人”の定義知っていますか?調査リリースには「定義」+「旬な話題」が必要な理由

今年も「敬老の日」が迫ってきました。

2015年発表の調査では、日本人男性80.8歳、女性87.1歳が平均寿命です。現在、日本では65歳以上を「高齢者」と定義しています。

そんな中、2017年1月5日に、日本老年学会は、高齢者の定義を「65歳以上」から、「75歳以上」に引き上げるべき、という提言を記者会見で発表しました。

10~20年前と比較して、従来高齢者とされてきた65歳以上の人でも心や体が元気。

65歳以上を高齢者とすることに否定的な人が多く、内閣府の調査でも、70歳以上あるいは75歳以上を高齢者と考える意見が多いことが背景だそう。

「65~74歳までを“准高齢者”、75~89歳までを“高齢者”、90歳以上を“超高齢者”」としたらどうか?という提言だそうです。なんだか、すごい時代になりましたね。

サザエさんの波平さんは、なんと当時からずっと50歳。うーん…時代が変わりましたね。

ということで今回のテーマは「敬老の日」です。

「敬老の日の実態〜シニアと若者調査」(マクロミル 2017年8月発表)

https://www.macromill.com/honote/20170815/report.html

■ 「敬老」を祝われる妥当な年齢 「70歳以上」 シニア層67.2%、若者層 27.2%

■ シニア層の70%が今年の敬老の日に「特に何もしてもらわなくていい」

■ 昨年の敬老の日、若者層の6割強が「何もしなかった」

さすが調査専門会社の調査ですね。

若者とシニア層の両方に同じ調査を仕掛けて、比較すると面白い結果がでますね。

今回のワンポイント★プラスは…
「調査には言葉の定義を明確にする/調査レポートには補足情報をきちんと入れよう!」です。

今回の調査は「定義」を裏切るような面白い結果が出ていますが、そもそも「今、何歳が老人だと定義されているのか?」ということを知らないと、世の中の潮流として、新たな議論がされている旬の話題だという認識もない。

結果、シニア層と若者層の調査結果の差異がどうして面白いのか…ということも伝えきれません。

そこで、「言葉の定義」+「世の中の話題」に関する情報を加えて、調査結果発表リリースを創ることをお勧めします!

ぜひ、参考にしてみてください。

次回もお楽しみに!

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。