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情報は検索から引き寄せへスマホ発売から10年で新行動

本当に暑いですね。高気圧が2つもやってくるなんて前代未聞です。

さて、今年はスマホ10周年だとご存知でしたか?

賢さ(Smart)と使いやすさ(Easy to use)を両立させる理念を掲げたiPhoneが日本に登場したのが2008年。
その後、各メーカーから「スマートフォン」が続々とリリースされ、今やスマートフォンの所有率は79.4%になったそう。

今や、情報を手のひらで検索するのを当たり前にしたスマホですが、なんと、びっくり。若者を中心に検索すらしないという新行動がスタンダードになっているというのが、今回のデジタルネイティブ世代の「情報引き寄せ」というキーワード。

「スマートフォンユーザー情報行動調査2018」(博報堂DY2018年7月発表)

http://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/07/HDYMPnews20180710.pdf

■情報は貯める

*「欲しいものや行きたい場所、ちょっといいなと思ったものは、とりあえずスクリーンショットや メモで保存することがある」
(全体)40.1% (19−29歳)54.8%

*「SNSで気になる情報や画像があると、とりあえずその投稿を保存しておくことがある」
(全体)22.0% (19−29歳)41.8%

■自然に貯まるようにする

*「SNSで、ちょっといいなと思った「企業や公式のアカウント」は、気軽にフォローしている」
(全体)18.0% (19−29歳)31.4%

*「SNSで同じ趣味の人が集まる情報交換グループから、自分によさそうな情報を知ることがある」
(全体)20.0% (19−29歳)29.8%

■情報引き寄せ行動―1項目以上実施者

(全体)70.6% (19−29歳)81.3%

年齢別に見てみると、「6つ以上実施者」は15−29歳で26.2%で全体の15.2%と比較して10p以上も高いのが興味深いです。

さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「%とp(ポイント)の表記について」です。

前段で26.2%と15.2%を比較した時に「10%高い」と言わずに「10ポイント高い」と表記しました。

これは、統計の基本的なルールなのです。一言で言うと、ややこしいから。例えば50%から10%低下というと

・50-10=40%なのか、
・50×(1-0.1)=45%

なのか、分かりにくいからです。今後のヒントになれば幸いです。

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