受験シーズンもようやく落ち着き、おうやく春という気分を迎えた方も多い時期でしょうか。
ウキウキした春気分でテレビでも旅番組が心なしか増えたような。大学生は長めの春休みや卒業旅行の行き先に心が踊る季節です。
まあ、ユッキのような社会人としては、学生が休みに入ると、通勤電車が一気に空いて快適になるので、早くお休みに入って欲しいと思う今日このごろです。
ということで、今回のテーマは「春の海外旅行」。
「春休みの学生人気急上昇海外旅行先ランキング」(エアトリ2019月2月発表)
18歳から22歳の会員を対象に2/1〜3/31までに出発する海外航空券の予約件数を、昨年の同時期と比較したデータが以下。
2019年春休み人気急上昇海外旅行先ランキング
1位 「ミラノ(イタリア)」前年比450.0%
2位 「イスタンブール(トルコ)」前年比375.0%
3位 「グアム」前年比305.1%
4位 「パリ(フランス)」前年比296.3%
5位 「カサブランカ(モロッコ)」前年比261.5%
6位 「バルセロナ(スペイン)」前年比232.5%
7位 「香港」前年比228.8%
8位 「バンクーバー(カナダ)」前年比213.3%
9位 「シェムリアップ(カンボジア)」前年比206.7%
10位 「ミュンヘン(ドイツ)」前年比204.5%
2019年春休み人気海外旅行先ランキング
1位 「ソウル(韓国)」
2位 「台北(台湾)」
3位 「バンコク(タイ)」
4位 「パリ(フランス)」
5位 「香港」
6位 「ロサンゼルス(アメリカ)」
7位 「釜山(韓国)」
8位 「ロンドン(イギリス)」
9位 「セブ(フィリピン)」
10位 「ローマ(イタリア)」
いや〜ワクワクしますね!興味深い結果です。人気急上昇ランキングは意外性もあり、その理由に興味津々。それぞれトピックスがあるようです!
例えばミラノの人気急上昇の理由は、昨年10月よりアリタリア航空と全日空のコードシェア便の運航が開始し日本の各空港からイタリアへの便が急増したそう。
イスタンブールは、昨年、世界最大規模となる新空港が開港。
10連休となる今年のGW期間中は、東京(成田)-イスタンブール線を計6往復も増便!
3位のグアムは、昔から定番の旅行先かと思いきや、政府観光局がPR活動で、Instagramなど、若い層に響くPR活動が効いて再人気に。
急上昇ランキングの上位10位中5か国がヨーロッパとなっていましたが、パリは2018年に日仏交流160周年を迎え、エールフランスが関空-パリ線で新機材の投入、バルセロナはアシアナ航空が仁川からの直行便を増便したので韓国でのトランジットも可能に。
そして、実際の旅行先1位の韓国ですが、昨年7月より韓国のLCC済州航空が関西(大阪)-グアム線を就航させ、同年の12月には同じく韓国のLCCティーウェイ航空が名古屋-グアム線を就航。
ますます広がる選択肢であるLCC。
LCCを利用する事で低価格で旅行へ行けるので、学生からの人気が上昇した要因の一つと分析されています。エアーの問題はさておき、美味しいものがあり、刺激的な発信がある国はやっぱり根強い人気がありますね。
さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「急上昇ランキング」についてです。
今回の調査で、実際の渡航先ランキングは期待を裏切らない定番の渡航先が並ぶという、ちょっと地味な結果。
以前にもこちらでご紹介したことがありますが、実数は小さいかもしれないけどニッチな魅力をあぶり出すことができるランキング形式として、昨年との対比のランキングはとても便利です。
今回のように急上昇には興味深いトピックスもありますし、「へぇ〜」情報満載のリリースで、より魅力的になること間違いなし!
ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。