いよいよ、平成最後となりますね。
昨年から「平成最後の紅葉」「平成最後のクリスマス」「平成最後の桜の開花宣言」などなど、便乗トピックスが溢れていましたが、いよいよ、本当に平成も最後となりました。
ユッキの世代でいえば、昭和生まれなんて、江戸時代みたいな扱いになりそうです。
アンケートクッキングも、この辺りで平成を総括しときましょう!
ということで、今回のテーマは「元号」について見ていきたいと思います。
「元号に関する調査」(楽天インサイト2019月2月発表)
改元後の新たな時代に対して期待したいことがあるか
「ある」52.3%
「ない」47.7%
■ 年代別
平成生まれ:「ある」60.6%
昭和生まれ:「ある」50.6%
改元後に期待すること
1位「景気回復」68.8%
2位「賃金上昇」50.9%
3位「少子・高齢化問題解決」46.8%
■ 項目別 年代1位
「景気回復」:30代83.7%
「賃金上昇」:20代67.7%
「子育て環境の改善」:30代68.5%
昭和生まれの人に、3元号を経験することについてどのように感じるか
1位「歳をとったと感じる」53.9%
2位「3つの元号を経験するとは想像していなかった(驚いた)」37.2%
3位「新しい時代を生きることが嬉しい」23.7%
改元を機にしたいこと
1位「特になし」54.8%
2位「生活習慣を改める」16.3%
3位「旅行に行く」15.9%
4位「人との新しいつながりをつくる」14.1%
5位「貯蓄や投資をする」14.0%
「平成」の日本において、最も変化したと感じるもの
1位「電話やインターネットなどの通信環境」68.8%
2位「家族の形態」6.3%
3位「人とのつながり」6.1%
4位「働き方」5.2%
5位「社会の国際化」2.8%
■ 年代別:「電話やインターネットなどの通信環境」
50代74.1%
40代74.3%
30代60.4%
20代63.5%
さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「アフターコーディング」について第2弾です。
本調査のなかで、「改元を機にしたいこと」は、半数以上が「特になし」と回答。
選択肢にあえてこれを入れなかった場合は、特に考えてみたことはなかったけれど、あらためて考えてみると、何かを選択した可能性があります。
これは「自由回答/必須」にした場合と近いですね。
特になしと書く人もいるとは思いますが、あらためて考えてみるという行動を促します。
もう一つは、「平成の日本において、最も変化したと感じるもの」の設問は選択肢の回答に大きくばらつきが出てしまっています。
1位の「電話やインターネットなどの通信環境」が7割弱であったのに対し他の回答は、ほぼ一桁代となって割れています。
こうした場合は、調査側が用意した選択肢が不発だったともいえます(笑)
むしろ自由回答として、珍回答を含めてご紹介する方が
話題作りにもなりそうだと感じます。
ぜひ、調査企画の際にはご活用をご検討してみて下さい。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。