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空港のラウンジ利用率75% 使い倒して旅を楽しもう!

さあ、夏休みも終わり、、、と思ったら、今年は秋にも大型連休を狙って海外旅行を予定している人がたくさんいますね。

今年は、令和になったゴールデンウイーク、夏休み、秋休みと長期休暇を取られる人が分散しているという話もよく聞きます。
そして、なんと今年の年末年始も日並びがよく、割と長めに休めるかたもいるのではないでしょうか。まさに海外旅行にぴったりの1年ですね。

さて、こういう旅行が集中するタイミングでの旅はとにかくどこに行ってもぎゅうぎゅうパンパンで疲れてしまいますね。

そんな時、ゴールドカードをさっと出して、空港のラウンジに消えていくビジネスマンがかっこいいなと思って育ちましたが、、、最近では某EC系カードを持っているシニア女性も多く、だいぶラウンジは民主化されつつあり、雰囲気も様変わりしている感じは否めません。
それでも、平日の出張時にはやはり男性ビジネスマン比率は相変わらず高いですけど。

最近はバラエティ系の情報番組でも、国内外のラウンジで美味しいものが食べられる!といった紹介をされることが増えてきましたね。

まあ、羽田の一般的ラウンジは、せいぜいデニッシュくらいかなという感じですがビールやワインは飲めるところも多いですね。

ファーストクラス対象のラウンジは、さすがにすごそうですが。。。まあ、海外旅行の場合、飛行機の中でもお食事がでますので主にラウンジの使い道としては、出張前後の残務を片付けたり、早めに着いてしまった時に無駄に歩き回らなくて済むという使い方くらいしか思いつかないのですが、、、とにかく、静かで電源があって、美味しい飲み物があれば最高ですね。

ということで今回のテーマは「空港のラウンジ」に関する調査です。
こんな調査がアップデートされていましたのでご報告!

「空港ラウンジ」に関するアンケート(エアトリ2019月8月発表)

https://www.atpress.ne.jp/releases/190706/att_190706_1.pdf

◼️空港ラウンジを利用したことはありますか?
「ある」74.7%
「ない: いつか利用してみたい」 22.6%

◼️空港ラウンジの良いところはどこですか?
1位「軽食が食べられる」54.5%
2位「フリードリンク」53.3%
3位「静か」50.3%
4位「優雅な気持ちになれる」44.0%
5位「混んでいない」39.7%

◼️(利用したことがない人) 今まで利用したことがない理由は?
1位「利用の仕方がよく分からない」48.1%
2位「お金をかけたくない」38.7%
3位「空港の滞在時間が短かった」21.2%
4位「利用するまでの 手続きが面倒」14.5%

◼️空港ラウンジを利用した手段は何ですか?
1位「クレジットカード」59.4%
2 位「プレミアムエコノミー・ビジネス クラス利用」55.8%
3位「プライオリティパス会員」30.9%

◼️(クレジットカードを持つ理由としてラウンジ利用をあげた人)空港ラウンジを利用するのに使っているクレジットカードは?
1 位「三井住友 VISA ゴールド」
2位「JCB ゴールド」
3位「JAL カード CLUB-A ゴールド」
4位「楽天プレミアム」
5位「ダイナースクラブ」

◼️おすすめのラウンジがある空港
1 位「成田空港」
2位「羽田空港」(JAL「ビーフカレー」、ANA 「ヌードルバー」が人気)
3位「香港国際空港」(ザ・ヌードルバー」、「ザ・ロング・バー」のシグネチャーカクテルが人気)
4位「スワンナプーム国際空港」(タイ)(マッサージやスパトリートメントを無料で受けることができるそう)
5位「桃園空港」(台湾)(本場の点心や飲茶が人気)

さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「情報力の高い調査にするために、玄人に聞く」という方法論です。

今回の調査で面白いところは、かなり具体的な回答を引き出せていることで統計的な数字よりも、具体的に空港のラウンジ利用のために便利なカードやオススメのラウンジがある空港などの情報を引き出せています。

これはヒトエに回答者が只者ではないということです(笑)。空港のラウンジ利用が全国ベースで2/3であるわけはありません。

海外旅行をネットサイトで自ら予約し、出張や旅行を謳歌できるいわばたび偏差値が高めの人たちが回答者だからこそ引き出せた情報ともいえるのではないでしょうか。

そういう時は、リリースなどでも、統計的な数値に焦点をあてるよりももっと具体的な情報を魅力的に見せるものにした方が、より興味を引けると思います。加えていうと、これらの情報や数値的な結果が、旅好きの心をくすぐり、次の旅行予約を誘発できるようなものになっていることが、素晴らしい仕掛けになっていると思います。

まあ、空港ラウンジに行きたくて旅行予約をしたくなる、、、というのはややニッチですが、旅先の参考にはなるかもしれませんし、混雑した空港で嫌な思い出がある人に、次はもっとラクに楽しく旅をすることができそう、、、という失敗体験の癒しの効果もあるかもしれません。

昔、某 夢の国のTVCMで、少女時代は友人との思い出づくりに、母になったら小さな子供を連れて家族の思い出作りに、そして子育てが終わったら、乗り物に乗らずとも、その空間を楽しんだり併設のホテルでスイーツを食べながら夢の国をホテルから眺める、、、といった大人の楽しみ方を提案した広告がありました。

夏休みの暑いさなかに小さな子供を連れてヘトヘトになった思い出がある方に、新たな提案をすることで、癒しと発見を与えることで足を運ぶきっかけを作っているのだとおもいます。

こうしたマーケティングに調査リリースでの情報発信にも応用できるのではないかと思います。
皆様のアンケート調査の際には、ぜひ参考にしてみてください。

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。