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今月の気になる数字「9000トン→1000トン」今年のサンマ不漁で価格も2倍?!

毎年この時期になると話題になるサンマ。

もともと生で食べられるのは北海道の芽室を始め北の漁港近くでだけと言われているように、サンマはその漁法からいっても、遠洋で取ったサンマをすぐに冷凍して船て持って帰ってくるので、毎年私たちが口にしているサンマはいつ取れたものかは不明。
かつ、この時期に美味しいとはいえ、いつ漁獲されたものかも不明。

まあ日本人は秋風が吹くと、さっそくサンマを食べたくなっちゃうから仕方がないのですが、、、秋に取れた新鮮なサンマといいながら、ほとんどが冷凍だということは心の何処かに留めておくと若干でも秋の食欲にはどめがかけられるかもしれません(笑)

そう、そして今年のサンマ漁。
もうすでに報道されているように、かなり厳しい状況みたいです。

さて、今月の「気になる★数字」は…
「9000トンから1000トンへ」

漁業情報サービスセンターによると、8月に全国で水揚げされたサンマは約1千トン。昨年の約9千トンにくらべ大激減。

48年ぶりの大不漁だった2017年(約7千トン)にも届かず、この50年でもっとも不漁と言える状況だとか。

過去振り返ると、2008年は34万トンあった日本のサンマの水揚げ量は、2015年以降は10万トン前後とずっと不漁続きだそう。
日本近海の海水温上昇で、温かい水を嫌うサンマが近づかなくなったことに加えて、海外漁船による公海での漁が本格化し、資源が枯渇していることが原因とされています。

国の研究機関「水産研究・教育機構」の予測では、今秋に日本近海に来遊するサンマの量は、調査開始した2003年以降で先程お伝えしたように大不漁と言われた2017年に次ぐ少なさだったそう。

やはり消費者として一番気になるのはお値段です!

市場での平均価格(1キロあたり)は642円。昨年(316円)の倍に跳ね上がっているとか。
こうなると各地で開催されている「サンマ祭り」にも影響がでているようです。

岩手県大船渡市で今年で七回目を迎えるイベントでは、生サンマが提供できないはじめての事態となっているそう。このイベントは復興支援への恩返しをしようと水揚げされたばかりの8888匹の初サンマを大船渡市の「さんま焼き師」が焼き、無料で振る舞われる予定だったそう。
代わりに昨年捕れた冷凍サンマを炭火で焼いて無料提供した。実行委員会からは「不漁だからどうしようもない。細い生サンマよりも、脂の乗った冷凍サンマの方が喜んでもらえる」という声も。

今年は長雨の後の猛暑ということで、農作物も高くなっているので家計はピンチ!自然と生きるとはまさにこういうことなんだなと実感します。

温暖化も困ったことだと頭ではわかりつつ日頃実感しづらいのですが大好きなサンマが食べられなくなるかもしれない、、、と思うと、なんとかしなくちゃ!と妙にリアルに実感できたりしますね。

今年の夏休みはホノルルにいたのですが、ホノルルも猛暑、大雨でロコもびっくりしているとか。

さらに台風も無縁だったハワイにも軌道が近づいてきているそうでここ4―5年で大きな自然環境の変化をダイレクトに感じているとか。大好きなハワイの風の流れも変わってしまうとしたら大変です!自然環境は地球上の全てがつながっています。

一人一人のできるエコアクションを!

そうはいっても、スーパーでレジ袋が有料になってしまっているのは日本でもハワイでも不便さを感じてしまうという今日この頃。エコバックひとつで地球を守れると信じてがんばりましょうー!

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