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今月の気になる数字「年末年始のファミレス休業に賛成38%」

さあ、令和2年が始りました!今年もどうぞよろしくお願いいたします。

元号が改まった2019年のGWを皮切りに、秋の連休、年末年始も日並びがよかったのに加え、2020年の夏もオリンピック前後の東京は長めのオフィス閉館になる可能性も高く、なんとなく仕事モードよりバカンスモードが蔓延しそうなオリンピックわくわくする今日この頃。

そんなこんなで、年末年始の休暇を振り返ってみましょう。

エクスペディア・ジャパン「年末年始の休みに関する意識調査」(2019年10月発表)

https://news.mynavi.jp/article/20191103-918095/

によると「年末年始は何連休になる予定?」という質問に対して勤務している会社の2019年 年末年始は38%が「9連休」、7%が「10連休以上」と回答。なんと、半数が9連休になった模様。

とはいえ、サービス業の皆様にとっては、サラリーマンの休暇中は繁忙期という方もいるでしょうし、昨今話題のコンビニの営業時間問題など今後どうなってしまうの?と気になっている方もいるかもしれませんね。

外食・宿泊サービスは大学卒業者の3年以内の離職率が5割と他産業より高いらしく、就労環境の改善も急務だとか。
ニュースでは、コンビニや外食チェーン店がついに年末年始に休むという話も目白押しでしたね。

例えば、、、

セブンイレブン
2万1002店舗中、首都圏の直営店50店舗を休業。元日の営業率は、99.8%。

ローソン
102店舗を休業とする実証実験を実施。

ファミリーマート
一部店舗では、店長は元日は休み。本部から無償で社員を派遣し通常営業 。

すかいらーくホールディングス(HD)
2017年から24時間営業を約430店から半数に縮少2019年年末年始、全体8割の店舗で12月31日の夕方から1月1日正午まで休業。「ジョナサン」「ガスト」「バーミヤン」など全店舗数の8割にあたる約2700店で12月31日の営業は午後6時まで、1月1日の営業は正午からに短縮

ロイヤルHD
2018年24時間営業を全廃し、年3回の全店休業日を設定2019年年末年始、31日と1日を休業。「ロイヤルホスト」の9割、約200店舗で12月31日と1月1日を休業。時短を拡大した同社は、19年1~9月期は既存店売上高が前年を3.2%上回るなど堅調に推移!

英国風パブ「HUB」
商業施設内などを除いた110店で1月1日全店休業。

幸楽苑ホールディングス
商業施設内などを除いた12月31日の午後2時から1月1日(終日)まで休業。同社での年末年始の店舗休業は前年に続き2回目。

一風堂
今回の年末年始12月31日~20年1月2日の3日間、一部店舗が休業。また、他の店舗でも営業時間を短縮、1~2日間休業と、柔軟な対応。年末年始に休業するのは、1985年の創業以来初めてだそう。

イトーヨーカドー&ヨークマート
51店舗で初の年末年始休業

百貨店各社
「小田急」「京王」「高島屋」などは元日休業。営業したのは「西武」と「そごう」。イオンモール、寿司チェーンも年末年始はお休みなし!のところが多かった様子。ということで、サービス業も働き方改革が進みそう。年末年始の街の様子も変わってきそうですね。

さて、今月の「気になる★数字」は…
「年末年始ファミレス完全休業に賛成38%」

サービス業の働き方改革が進むなか、消費者の意見は、どうでなのでしょう?というと、サイボウズチームワーク総研 調査によると年末年始のファミリーレストラン営業について「完全休業でも良い」と答えた人は38.2%。
「完全休業は困るが、時間などを減らして、でも良い」46.7%を合わせると、8割以上が「短縮営業でも良い」と考えていることに。年末年始は買い込んだ食材で家でゆったりするか、賑わう神社に出向いて、青空露天で焼きそば&ビールという選択肢もあるかもというところでしょうか。

年中無休だった業界に広がりつつある、「元日休業」。
本当に休みがデフォルトになったときに、この独身天国の東京、便利が当たり前になってしまったシティライフを謳歌してきた消費者たちははたして不便に耐えられるのでしょうか。。。とちょっと心配になったりもしますが、サービス業に従事する比率も増えつつあるこの世の中、思いやりを持ってお互いにスローで働きやすくなっていく社会作りが大切なのかもしれませんね。
早寝早起きで一億総活躍ならぬ、一億総健康ライフを目指したいですね。

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