あっという間に節分もすぎ、暦の上でも春ですね。オリンピックイヤーの2020年は、休日祝日がさりげなく変更になっていることをご存知でしたでしょうか?
さりげなく変更しすぎです。あんまりです。誰か教えてくれよ、、、と思うのは私だけでしょうか。
天皇誕生日が年末から2月23日になったことは、納得できる。まあ、天皇が変わればそういうこともありますね。
しかーし、子供の頃から親しんできた「体育の日」はいつの間にか1960年東京オリンピック開幕の日だった10月10日から、10月第2月曜日へと変更になり、そして2020年からは「スポーツの日」という名称になってしまうのです。
さらにさらに、ややこしいことに、2020年「だけ」7月24日に変更に。つまり、2020年10月第2月曜は平日になっちゃうということなんです。2021年からはスポーツの日という名称で10月第2月曜に戻るそうです。
それ以外にも2020年の特例措置がありますので、下記をチェックしてみてください!
https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
カレンダーって、意外と直近しか見てないんですよね。先日、TVCMでゴールデンウイークの旅行予約が開始!と流れていて、もう、いまからゴールデンウイーク??とびっくりしてカレンダーをひらいてさらにびっくりするユッキでした。
でも、直近では騒ぎになっている新型ウイルスや夏はオリンピックで都市機能が麻痺しそうなその期間にどう過ごすかなど予測もつかないことが多く、旅行の予定も立てづらいなと感じる今日この頃。
医療機関が整っていない場所や、保険制度が国内と異なる海外で病気になってしまうことほど大変なことはないので、色々とかんがえることは多いですね。
今年はどこか場所を決めて国内のリゾートでゆったり過ごすのも良いですね。
最近、旅行の予約サイトは外資系、国内系ふくめてたくさんあり、どれもワンストップでホテルも航空券も安くスピーディに予約できるようになりとっても便利なのですが、「どこに行こうかな?」と思った時にインスピレーションを与えてくれるメディアがあまりないなーという印象。
みなさんどうしているんでしょうね?
ということで、こんな調査があったのでご紹介しつつ、調査の手法を学んでいきましょう。
「日本人旅行者がオンライントラベルに求めているものを可視化」(Amadeus 2020月2月発表)
■オンラインで旅行先を検討するのに最適なデバイスはなにか?
1位「PC(デスクトップ、ラップトップ)」64%
2位「スマホ」28%
3位「タブレット」7%
■休暇や旅行先を検討する際、意思決定に もっとも影響を与えるものはどれですか?
1位「旅行ブログ、ウェブサイト」44%
2位「旅行雑誌」34%
3位「テレビの旅行番組」31%
4位「友人や家族の薦め」28%
5位「目的地に関する最新のニュース」20%
6位「広告(テレビ、ラジオ、新聞・雑誌)」14%
7位「インフルエンサーのソーシャルメディアの投稿」13%
8位「セールやキャンペーンのニュースレターやオンライン情報」13%
■直近でオンライン旅行会社を利用した際、その会社を選んだ理由は?
1位「 以前にその会社を利用したことがある」27%
2位「インターネット広告から」21%
3位「有名で信頼できる」21%
4位「サイトが使いやすい」20%
5位「ユーザーのレビューサイトをみて」20%
■オンライン旅行会社を選ぶ際、最も重要なファクターは?
1位「サービスに見合った価格」45%
2位「ユーザーレビュー」34%
3位「効率的な検索機能」19%
4位「簡単な決済方法」18%
5位「幅広い選択肢」17%
6位「必要なサービスをすべて網羅している」16%
7位「目的地のエクスカーションとアクティビティ」14%
8位「購入後のサポートとサービス」11%
9位「インスピレーションを与えてくれるイメージやビデオ」11%
10位 「運賃の最新情報やアラートの提供」10%
■旅行サイトでオンライン予約を中断した際、その理由は?
1位「決済画面にそれまで他で同じ商品がより安く見つかった」14%
2位「表示されていない追加料金や手数料があった」14%
3位「オンライン旅行会社から のレスポンスが遅い」12%
支払い時の技術的な問題
■旅行が与える環境負荷が低い旅行先の選択肢を知りたいか
「はい」50%
■環境負荷に配慮した旅行先を選択する場合、 以下の行動を選ぶ可能性はありますか?
1位「元来の選択肢よりも多く支払う用意がある」38%
2位「ベストなタイミングではなくてもその日程を考慮する」40%
3位「より長い移動時間になってもよい」48%
4位「オンライン旅行会社が薦める別の目的地を選びたい」44%
さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「調査担当者の主張」についてです。
外資系企業の調査レポート全てがこんな形式ではないことを前提ですが、「調査をするきっかけや、調査を通じて明かにしたいこと、伝えたいこと」をどう表現するかが、かなり明確に数度にわたって記載されているというかなり濃いレポートである事例としてご紹介させていただきました。
レポート冒頭にはレポーターの顔出しでメッセージが添えられ、本論から結論まで数度に渡って、手を替え品を替え(笑)下記が記載されています。
「過去数年にわたり日本のオンライントラベル市場は成長を続けており(中略)ユーザーはボタンをクリックするだけで予約できるサイトを無数に閲覧できるようになりました。
しかし、ユーザーが 本当に求めているものは何でしょうか?特定のオンライン旅行会社を選ぶ原動力となるものは何でしょうか?
そして結論として、「洞察すべき対象テーマが以下の3つに収れんされてきた」ということです。
それは「旅行のインスピレーションを得る方法」、「計画と予約」、「旅行と環境問題」です。」とあります。調査だからといって、数字だけを紹介しなければならないということではありません。
まるで、エッセイや推理小説のように、バラバラの数字をつなぎ合わせて伝えたいことを主張していくレポートもあるといえばあるかなと思いました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。