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50代のサブスク認知度約半数!ワンコインのほうがくすぐる?!

春めいた気候になってきたのですが、おうち時間が長めの昨今。
ついついネットサービスの利用が増えている気がします。

確実にYoutubeの時間が増えているような、、、夜の宴会もちょっと減ってしまい、連ドラ録の溜め見も間に合わないほど時間を持て余しちゃってる感じで、ついにAmazonプライム入り。

となると、なんでも即届いてしまうので近所でも調達できるのに、なんとなくネットで買うということも自然と増えちゃっている気がします。

近所の書店が閉店してしまったのがめちゃくちゃ寂しいユッキでしたが、娘に「ママ、ここで年間何冊買った?」と問い詰められ、ぐうの音も出ないという。書店と映画館がある街を選んで住み続けてきましたが、今後は街選びも難しいかも。

でも、振り返ると映画館はなくなるなくなると言われていた時代もあったわけですよね。
今では、邦画ブーム、ネットでの座席予約サービスで正価販売がデフォルトになり、4Dでエンタメ化に成功した映画館は、すっかり息を吹き返しました!書店も新たな業態やテクノロジーの融合で息を吹き返す日がきっと来ると信じてます。

今週も話がズレまくりですが、、、今回のテーマは冒頭お話したようにおうち時間が長くなって、ついに大ヒットなるか?!

これまでお試しだったAmazonnプライムについにユッキも入会!記念で、期間定額利用サービス「サブスクリプション」
期間中どれだけ使っても一定金額だ!持ってけドロボー!
です。

サブスクリプションモデルは、ある意味使えば使うほどお得なわけです。
でも、安心してしまって入会したとたんに使わなくなってしまうという側面もありますね。

例えば、月額会費を払えば1ヶ月間何回通ってもOKのスポーツクラブや、子供の頃に入会してた通信教育は1ヶ月何回でも先生に質問できるというサービスなどなど。さまざまな領域に広がるサブスクリプション型サービスのなかから、今回はシニアのサブスクに関する意識調査を見てみたいと思います。

「シニア世代におけるサブスクリプションサービスに関する調査」(株式会社セガゲームズ 2019月11月発表)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003010.000005397.html

シュミカツ!会員50代以上の男女645人(男性 460人、女性185人)対象

■サブスクリプションサービスを知っていますか?

「知らない」57.7%
「名称を聞いたことがあり、内容は知らない」18.9%
「名称を聞いたことはあるが、内容も知っている」23.4%

・年代別(50代)

「知らない」58.0%
「名称を聞いたことがあり、内容は知らない」21.4%
「名称を聞いたことはあるが、内容も知っている」20.6%

・60代

「知らない」55.0%
「名称を聞いたことがあり、内容は知らない」25.2%
「名称を聞いたことはあるが、内容も知っている」19.8%

・70代

「知らない」62.8%
「名称を聞いたことがあり、内容は知らない」24.0%
「名称を聞いたことはあるが、内容も知っている」13.2%

■サブスクリプションサービスを利用したことがありますか?

「今までに使ったことはない」89.1%
「過去使っていたことがあり、現在は使っていない」3.1%
「現在使っている」7.8%

■過去に利用したことがある、または現在利用しているサブスクリプションサービスは?

1位「動画配信」65.7%
2位「電子書籍や雑誌」34.3%
3位「音楽配信」31.4%

■サービスを利用した理由(利用経験者対象)

1位「利用するたびに料金を気にする必要がないから」51.4%
2位「購入するよりも料金がお得だと感じたから」45.7%
3位「サービスの利用方法がわかりやすかったから」34.3%

■1 ヶ月あたりの利用金額

1位「500 円以下」42.0%
2位「501円〜1000円以下」14.0%
3位「1001円〜3000円以下」20.0%

■今後、利用してみたいと思うサービス(サービス未利用者対象)

1位「動画配信」29.0%
2位「レストランやカフェなどグルメ関連」19.8%
3位「電子書籍や雑誌」18.3%

■1 ヶ月あたり支払ってもよい利用金額(サービス未利用者対象)

1位「500 円以下」24.3%
2位「501円〜1000円以下」17.7%
3位「1001円〜3000円以下」11.5%

さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「混ぜるな危険!経験者と未経験者」についてです。

意向を調査する時に、一番差が出てしまうのは、経験者と未経験者です。

経験者は、経験するまでにその商品の情報を調べて、比較して、選択して、さらに実際に体験してみての学びという経験の上で、調査に回答します。
一方、未経験者の多くは、情報もなければ、実感値もない中で、いわば当てずっぽうで回答している可能性が高い訳です。

こういった対象者の意識がバラバラになっているものの全体平均値には意味があるのか?ということなのです。

であれば、経験者と未経験者をきりわけて、比較することが大切です。
その数値の差異の大きさから、未経験者の妄想しがちなポイントや誤解しがちなポイントを炙り出すことができるのです。

以前にも、このブログでもふれましたが、未経験者に対して「なぜ使わないのか?」という調査についても注意が必要です。
使う理由には明確な理由がある。それは、意思決定をした経験は記憶が明確になっていることが多いのに比べ、使わない理由には明確な理由がないケースが多い。

つまり、明確に使わないと意思決定した人より、なんとなく検討から逃避して、意思決定をしなかった人が多いからです。
そこに、無理やり、理由をつけさせようと「ありそうな選択肢」を用意したところで無難な選択肢に回答が集中してしまうのです。

こういう場合、ユッキの調査経験から申し上げると、デプスインタビューでナイスな選択肢を用意するか、あるいは「利用しなかった理由」を聞くのではなく、「サービス利用について、実際に利用している人に相談するとすると、何を尋ねるか」「あったら使うサービスはありますか?」などと少し角度をずらして尋ねると意外な本音が出てくることがあります。

ところで、この調査、セガゲームスのシニア向け趣味を応援するサービス「シュミカツ」というサービスの会員に対して調査をしたものなのですが、なぜSEGAがシニア?しかもWEBサービス?という疑問が。

リリースによると、2016年3月、SEGA初のシニア向けWebサービス『シュミカツ!』を開始。
積極的に様々な趣味を楽しむシニアから、きっかけを探しているシニアまで、有益な情報記事によるきっかけ作りと、趣味を楽しむための活動記録機能を提供する。少子高齢化が進む中、シニアマーケットへの期待が高まっているが、『シュミカツ!』は同社のシニア向けサービスとして開始。

孫世代をターゲットにしてきたSEGAゲームズがシニア向けに進出するのはマーケティングがメインかもしれません。介護老人施設でもリハビリにゲームを取り入れるとことも増えて、お年寄りにも人気だそう。
今後は、孫と一緒に楽しむゲームも増えると良いですね。

ぜひ参考にしてみて下さい。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。