気持ちの良い季節になってきましたね。
花粉の季節が終わっても、マスクの春はもう3回目。
海外では、コロナ罹患者の減少に伴い、マスクなし生活解禁！に踏み切ったという
ニュースもちらほら飛び込んできています。
この3年ですっかり、リモートワークに慣れた人も多いかもしれませんが、
世の中が動き始めるのに伴い、今後の働き方も元に戻って行くのでしょうか。
働く人たちは、メンバーに会えないのは寂しいという声や
一方、リモートワークは子育てや家事との両立がしやすいなどという声も様々。
中にはリモートワークは続けながら、飲み会だけはやりたい！なんて声も（笑）。
今後の日本の働き方はどうなっていくのでしょうか？気になるところです。
そこで年初の今回は、働き方に注目してみましょう。
（Job総研2022年1月発表）
「社内コミュニケーション調査」
https://laibo.jp/info/20220111-2/
■2021年度の働き方満足度を教えてください
「大変満足」20.8％
「満足」38.1％
「普通」23.8％
「不満」11.2％
「大変不満」6.0％
■2022年はどんな働き方をしたいですか（複数回答）
「リモートワークを増やしたい」31.8％
「出社頻度を減らしたい」26.5％
「リモートワーク必須が良い」18.1％
「まだ分からない」16.0％
「出社頻度を増やしたい」13.1％
「出社必須が良い」6.7％
「リモートワークを減らしたい」4.5％
■2022年の社内コミュニケーションの意識を教えてください
「意識的にオンラインコミュニケーションを増やしていく」24.0％
「できるだけオンラインコミュニケーションを増やしていこうと思う」15.9％
「意識的に対面コミュニケーションを増やしていく」21.5％
「できるだけ対面コミュニケーションを増やしていこうと思う」34.2％
さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「回答者属性のどこを見るか」についてです。
今回の調査の回答者として、以下のように記載されています。
・全国／20〜69歳／1年以内〜10年以上勤務している社会人／20〜1000人以上規模の企業に勤務
内訳が明記されているのは以下で、それぞれほぼ均等分布になっています。
・性別／年齢／勤続年数
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、働き方を規定する要素はなんでしょうか？
男女は家庭と仕事とのバランスが違いが出そうです。
年代、勤続年数も確かにある程度は、人生のフェーズが異なっている可能性もありますね。
ただ今回のテーマ、「社内コミュニケーション」については、
一番違いが出そうなのが、業種業態と企業規模ではないでしょうか。
いわゆるエッセンシャルワーカーを多く含む業種と
ほぼ全ての従業員がオフィスワークで完結している業種に属する企業では異なりそうですし、
従業員規模も「20名〜1000人以上規模の企業」に勤務している人を対象にした
調査であるということだけ書かれていますが、内訳もみてみたいところです。
こうした、業種や企業規模により、大きな偏りが出る可能性ある調査については
平均値を見ていても実情は掴みづらくなります。
その場合、ぜひ、クロス集計表に戻って、数値の分布をチェックしてみてください。
新しい発見があるかもしれません。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。
