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今月の気になる数字 「電動キックボード 2021年度10ヶ月で15万人利用」

GWは皆さん、いかがお過ごしでしたでしょうか。
キャンプやアウトドアをはじめ、街歩きも気持ち良い季節になりましたね。
最近、街中で見かけるようになった、なんだかおしゃれな乗り物。
キックボードと呼ぶんですね。

ユッキの街にはLUUP(https://luup.sc/)と書かれた
おしゃれな乗り物を乗りこなす若者、、、だけでなく、ビジネスマンやOL層も目立ちます。
街中には、シェアライドできるステーションもポツポツあって、
気になって調べてみました。

どうやら、電動マイクロモビリティと総称される電動アシスト自転車などを含めたシェア式の移動手段。
スマートフォンアプリ一つで、街中にあるポート(専用駐車場)で借りて
好きなポートに返せるサービスだそうです。

これまで、自転車利用者は、自宅から駅前まで自転車に乗り、
駅前で自転車を停めて電車に乗って通勤、、、なんて人も多いと思います。
そのため、日中の駅前駐輪場には、どっさり自転車が貯まってます。
しかし、こうしたライドシェアなら、日中も誰かのために稼働が可能。
利用者によって、街中のポートにそれぞれ移動し、駅前もスッキリですね!

この電動キックボードは、自動車免許保有者であることが必要ですが(2022年4月現在)
アクセル1つで進むプライベイトモビリティ。
走行可能距離はフル充電で30km前後、速度も時速20Km程度まで出るそうです。
導入当初は、自動車免許保持者であることやバイク同様ヘルメット着用が
義務付けられていたため、ちょっと面倒な乗り物でした。
そもそも、バイクに普段乗っていない人は、ヘルメットっていつも持ってないですしね。

しかし、2021年2月に道路交通法改正により、
シェアリングサービスで貸し出されたキックボードを対象に、
限定区域内においては「小型特殊自動車」として区分され、
これにより、ヘルメットの着用が任意となって、自転車道の走行が可能になりました。

一方、自分で購入したマイ電動キックボードの場合は、「原付」扱いとなるそうで、
公道を走れるようになる代わりに、ナンバーや保険など諸々の準備が必要になるので、
事前に要確認をした方がよさそうですね。

先日、テレビを見ていたら、カリフォルニアの街中でも電動キックボードが、、、
めちゃくちゃかっこよかったです。
アメリカでは、2017年にサンフランシスコの「Lime」、
サンタモニカの「Bird」を中心に大ブレイクし、自転車や自動車の代わりに
通勤用などのモビリティとして利用者が爆増したもよう。

ドイツでは2019年に公道での走行が解禁されたこともあり、ベルリンなどの大都市を中心に流行。
ロコの通勤はもちろん、観光旅行者も利用が可能だそうです。
ドイツでは自転車の盗難に備えて厳重に施錠するのが当たり前だったそうですが、
アプリで自動ロックして乗り捨てられるのが魅力だとか。
米国、ドイツ以外でも普及率が高い国は、オーストラリア、ヌージーランドほか
欧州各国でもすでにメジャーになりつつあるそうです。https://www.li.me/locations

さて、今月の「気になる★数字」
電動キックボード2021年度10ヶ月で15万人利用」についてみてみましょう。
こちらは、国土交通省の実証実験についてのレポートよりご紹介しています。
https://www.mlit.go.jp/common/001469846.pdf
やはり、公道を走るモビリティとして国土交通省も
事故なく安全に普及するために色々と考えているのですね。

マイクロモビリティ推進協議会なるものも立ち上がり、
・電動キックボードの利活用に係る自主規制体制を構築する
・安心・安全な乗り物として電動キックボードを社会に周知啓発する
・電動キックボードの利活用に係る実証実験及び事業化を推進する
と活動目的を掲げています。
自動車のコストパフォーマンスについていけないという若い層の声に加え、
シニア層も自転車は、さすがにキツい、、、という声もあり、
新しいパースナルモバイルが、新しいお出かけを応援してくれそうですね。

お問い合わせや感想もどうぞお気軽にユッキにご連絡ください。