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今月の気になる数字 3年で1.5億人突破のDisney +! 米国では58%が動画配信サービスの3つ以上に加入

さあ、10月になりましたね。下半期スタートです!
行動制限もなく、運動会や遠足などの再開、お祭り等も再開の秋都なるでしょうか。
先駆けて経済再開の動きが目立つ世界各国をはじめ、
国内でもイベントや旅行の話題も増えてきました。
すっかり、お籠り需要は影を潜めたかと思いきや、
動画視聴をはじめとして、お家生活の楽しみ方も一定の定番化をしつつある様子。

というのも、国内の動画配信サービスについて
「有料動画配信サービスの利用率は3.3ポイント増の28.9%に伸長、三分の一が利用経験者に」
といった調査結果が今年6月に発表されていました。
https://research.impress.co.jp/topics/list/video/651

それによると、有料動画配信サービスの利用率は2019年時点では17.8%が、
2022年に28.9%に急進しており、3か月以前の利用者も含めると利用経験者は36.3%にのぼります。
コロナ禍になって、旅行やお出かけ、グルメなどのCMはすっかり息をひそめ
その代わりに1年を通して通販やこうした動画配信サービスなどのプロモーションが増えました。
さらに、昔の映画やドラマを配信しているのが主流だったところから、
今や話題のオリジナルコンテンツも充実しています!
まさに、地上波からネットに主戦場が移っているとも言えそうです。

この調査の「普段よく視聴する映像・動画の種類」に関する設問では、
1位「リアルタイムのTV番組」 66.9%(−3.0ポイント)
2位「録画したTV番組」 52.3%(−2.6ポイント)
3位「YouTubeなどの動画共有サービス」 45.2%
4位「TVerなどの無料の動画配信サービス」 29.1%
そのほか、「有料の動画配信サービス」や「SNS上の動画」は昨年から横ばいだったそうです。
やはり、まだまだ無料放送に軍配が上がっている様子ではありますが、
有料サービス経験者が4割というのはキャズムを超えていると言えそうです。

さて、今月の「気になる★数字」
動画配信サービスDisney +1.5億人超え。
米国においては 3つ以上のサービスに加入している人が58%にも上る

について見てみましょう。
https://www.statista.com/chart/21614/disney-plus-subscribers/
Disney+は2019年11月開始。
世界42カ国+11地域で放映を開始し、加入者の加速の背景となっています。

2022年5月~7月では1400万人増(前期は790万人増)となり、
なんと総加入者数は1億5200万人になったとか。
加入者数世界第1位は、サービス開始から8年目のNetflix(2億2100万人)
といわれていますが、サービス開始3年で1.5億人を突破したDisney+は急成長と言えそうですね。

実はDisneyは2019年11月のサービス開始当初、
2024年時点での加入者数6000〜9000万人と予測していたそうですが
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが後押しした成長とも言えそうです。

映画館やテーマパークなどからの売り上げが伸び悩む中、
新戦略の中心となったのが直販ビジネス。
結果として予想以上の大成功につながった様子です。
それにしても、米国では6割が動画配信サービスを複数活用している人がいる中、
日本は、まだまだ市場成長が追いついていない様子。
今後、お出かけマーケットが復活しても、まだまだ動画配信サービスの成長が
見込めるのかもしれませんね。
今後も、この動画配信サービスの動向から目が離せません!

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