今年の夏至は6月21日。もう、1年で一番、日照時間が長い日が終わってしまうんですね。梅雨も絶好調で毎年、お天気が悪くて夏至らしさというものを体感できないのが残念。
夏と冬の日照時間差が激しい北欧では、夏至は大騒ぎ。フィンランドでは、夏至祭りは国を挙げてお祝いする大きなお祭りだそうです。
ちなみに日本では、冬至にはかぼちゃを食べることで有名ですが、夏至の食べ物って知っていますか?
香川では「うどん」…1年中食べてるって話だと思いますが…。関西では「タコ」がメジャーらしいです。
ちょうど、田植えも終え、タコのようにしっかり根付くように…ということを願ってタコを食べるとか。親戚も含めて関東で人脈が完結しているユッキにとっては新鮮な情報でした!!
そこで、今回のテーマは、「夏至と暦」。
「日本の暦(旧暦や暦注)」に関するアンケート」((株)第一紙工おやゆびアンケート2014年2月2日発表)
http://www.lifedesign.co.jp/creative/shiko-creative-data/thumbs/detail.html?post=135
■日本の暦に興味がある人(少し興味がある・興味がある計)73%
■日本の暦(旧暦や暦注)を、どのようにして知りましたか?「カレンダーで知った」43%
■旧暦カレンダーを欲しいと思いますか?(少しほしい・欲しい計)62%
今回の調査結果もすごいです。見事な3段論法(笑)
先週の調査と真逆で、コントラストが凄すぎです。
この調査は、大安や仏滅、大寒や小寒など季節の暦が書かれたカレンダーを制作販売している会社から発信された調査なんですね。見事な3段論法で、暦カレンダーのニーズと存在意義を語りかけてくるではありませんか…。
でも、既に紙のカレンダーを家やオフィスのデスクに置く…といったことすらなくなったユッキにとって、メチャクチャ不思議な調査結果と言わざるをえませんでした。
暦カレンダー欲しい人が62%もいるなんて…本当に?本当なの?本当だっていうの?と、3段活用?!で問い詰めたくなります。
さて、今回のポイントは「どんなに都合のよい結果が出ても、世の中と整合性を持たせて発表しよう」です。
この調査の回答者もきちんとオープンされています。年代別にみると40代以上の比率が大きい。でも、きっと年代だけが変数ではないと思われます。
この会社の取引先…つまり、日頃、暦カレンダーを常用しているお得意さんも回答者に多く含まれているのではないか…ということが想定されます。
個人商店や、工務店などでよく見られる暦カレンダー。根強いファンに支えられた暦カレンダー…。
そうです!仮に私の生活には縁遠くても、この暦カレンダーなくしては一年が始まらず、終えられない人たちもきっといるということです。
インターネットであらゆる人が見られる調査結果の発表は、できることはら、お得意さんと事業者の花畑ワールドと世の中の端を掛ける設問があるとよりよい気がしました。そうすることで、新たな気づきと発見、暦カレンダーへの新たな関心を引き出すことができると実感しました。
次回もお楽しみに!
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。