夏休みの行楽はいかがでしたか?今年は涼しかったのでプールとビールはイマイチ…でしたね。むしろ、「久しぶりにテーマパークに行きました!」という声も聞きました。
今年は、お天気は曇りの方が並んでいても過ごしやすかったかもしれません。でも、やっぱり夏は青い空じゃないとね…と思い、過ぎゆく夏を寂しく見送っています(笑)。
さて、今日はディズニーシーの開園記念日です。15年もたったのですね。なんとなく、夏前の7月くらいにオープンしていた気がしていたのですが、実は夏休み明けにオープンしたのですね。開園して間もなくお酒飲みに行ったのが懐かしいです。
ということで今回のテーマは「ディズニーランド」…ではなく(汗)リピート率に関する問題を整理しておきたいと思います。
各種報道でも、DLの「98%のリピーター率の秘密に迫る」、とか、「驚異のリピート率96%のリピーターを惹きつける魅力」…などを目にされた方もいるのではないかと思います。
なんとなく、見逃しがちな「リピーター」という言葉。
実は「リピート率」と「リピーター率」は全然違う…のです。
こちらの調査をご覧下さい。
「ネットリサーチDIMSDRIVE『東京ディズニーリゾート』に関するアンケート」(インターワイヤード株式会社 2005年8月発表)
https://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2005/050927/index.html
■ 関東在住の93.2%の人が、ディズニーランド、シーのどちらかに入園経験あり
■ 北陸在住の49.0%はおみやげを「6個以上」購入
■ ディズニーランドのリピーターは85.0%
さて、調査結果の引用では「リピーターは85%」とありますが、上記の調査は、リピート率、リピーター率のどちらなのでしょう?
今回のワンポイント★プラスは…
テーマ通り、リピート率とリピーター(比)率は全然違うのです。
- 1)「リピート率」とは、1回来た人のうち、何%が再来場したか
- 2)「リピーター率=リピーター比率」とは、ある一定期間の来場者のなかで、2回目以上きたことのある人の割合なんです。
先ほど、ご紹介した調査では、来場経験者を母数にして、何回来場したか?を聞いていて、2回以上来場経験のある人が85%だったので、これは「リピート率」です。
夏休みの初日に来場した人にアンケートしました。初めての来場じゃない人は96%でした…これは、「リピーター(比)率」です。
どちらも正しいのですが…より、経営にインパクトを与える数値としては、「リピート率」だと思います。
満足度が高く、再来訪したくなる魅力や理由があるのかないのか…これらを正確に測るのは、「リピート率」なのではないでしょうか。
ぜひ、参考にしてみてください。
次回もお楽しみに!
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