10月はユッキの弾丸旅ニュージランドネタに絡めて調査ネタを選定しています。
旅レポと一緒にお楽しみください。
今回の弾丸旅のテーマは、ずばり「シェアリングエコノミー」で旅はどう変わるのか?でした。
観光業界に関わって8年。一人旅で様々な場所にいってきましたが、バックパッカーほど行き当たりばったりの危険、あるいは体力を要する旅(笑)ではなく、現地の生活を体感できる旅をしたいな…と思ってきました。
かといって、日本人同士だって人見知りなのに、ましてや外国人をや…ということで全くホームステイには興味が持てなかった学生時代。
私が求める旅はどこにあるの…と思い続けてきましたが、ようやく私の時代がきました(苦笑)
ということで、今回は民博&現地ガイドを事前に抑え、旅行前からコミュニケーションを取って仲良くなる…ということに挑戦。
本当は、現地の交通もすべてシェアエコでと思っていましたが、手配がバラバラで、かつそれぞれ善意に訴えた丁寧なコミュニケーションを…と考えると結構、準備に手間がかかるとう印象です。旅行代理店さんって本当にすごいな…身に沁みました。
ということで、今回のテーマはシェアです。
「国内シェアリングエコノミーに関する意識調査2017」(PwCコンサルティング合同会社 2017年7月発表)
https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/domestic-sharing-economy170725.html
■シェアリングエコノミーのサービスのいずれかを知っている」30.6%
■認知カテゴリー 「モノ」(75.3%)、「場所」(51.5%)、「移動手段」(41.9%)
■利用するメリット
「場所」「移動手段」「モノ」「クラウドファンディング/P2P型資金調達」で金銭的な節約が最多■懸念するデメリット
全てのカテゴリーにおいて「事故やトラブル時の対応」が最多
今回のワンポイント★プラスは…
「調査対象者を経験者、非経験者に分け、ノイズを排除する」です。
今回の調査結果から、サービス認知自体が3割しかないわけですから、ランダムにサンプルを集めてしまうと、サービスをイメージできる人が3割しかいなくなってしまい、興味もないし、知らないし…という人に、色々質問しても、漠然としたイメージや誤ったイメージをもったまま回答する人の答えが調査結果のほとんどを占めることになり、今後の打ち手も見えづらくなってしまいます。
本調査の対象者は、サービス認知者1000名+非認知者1000名の2000人を対象としています。
調査対象者だけを鑑みると、シェアエコの認知率が5割となり実際の市場比率とは大きく異なりますが、サービス詳細について尋ねる設問はサービス認知者1000名だけに回答してもらい、その結果だけでも発表に耐えうるサンプル数を確保した…ということだと思います。
ちなみに、今回ユッキは初シェアエコ旅に挑戦をしてサービス認知者の3割に入ったわけですが、素晴らしい経験ができたことと、手間の問題、何かあった時の対応についてはやはり不安と背中合わせであったことはお伝えしておきます。
次回もお楽しみに!
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。