
今年も本当に暑い夏ですね。
梅雨も短く、7月に入るやいなや一気に暑くなって早1か月。
昔は7月下旬の子どもたちが夏休みに入るくらいまでが梅雨期間でしたが、
夏の訪れが早まり、まだまだこれからが本番の8月だと思うと、長い夏となりました。
そんななか、社会人はお盆休みも待ち遠しい今日この頃。
休暇目前で気もそぞろ…というだけでなく、毎日暑すぎて、仕事に集中するのも一苦労な状況。
一方、いよいよ仕事でも勉強でも精度があがってきたAI。
日々の仕事や勉強に役立てている方も増えてきている今日この頃。
以前と比較して、ものすごく力強い相棒になってきている実感をお持ちではないでしょうか。
調べ物やメールの下書き、ちょっとした原稿などもお任せできるようになってきました。
先日、職場の若手が恋愛相談をAIにしている…という話を小耳にはさみ、
リサーチしてみたら、AIに何かと相談をしている人が急増している様子です。
確かに、カウンセラーや占い師に相談したらお金がかかるわけですし、
かといって友人や家族にもそんなに頻繁には相談できない…となると、
24時間相談できる相手としては超便利!と言えるのかもしれません。
そんななかこんな調査を発見しました。
「対話型AIとの関係性に関する意識調査」
(株式会社電通 2025年7月発表)
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0703-010908.html
■対話型AIをどの程度使用していますか
「これまで使ったことがない」
10代 29.5%
20代 49.4%
30代 55.4%
40代 60.8%
50代 65.6%
60代 70.5%
■対話型AIと話す内容
(全年代)
1位「情報収集」64.4%
2位「勉強や仕事などで分からないことを教えてもらう」47.0%
3位「趣味について」29%
4位「仕事に関する相談」27.5%
5位「勉強に関する相談」24.7%
■対話型AIに求めること
(全年代)
1位「自分が知らないことを教えてほしい」46.6%
2位「アイデアを出してほしい」42.8%
3位「相談にのってほしい」33.9%
■感情を共有できる人の割合
(全年代)
1位「対話型AI」 64.9%
2位「親友」64.6%
3位「母」62.7%
4位「親友以外の友人」56.7%
5位「兄弟(姉妹)」51.6%
■あなたは対話型AIをどの程度信頼していますか
(「非常に信頼している」「信頼している」・計₋「やや信頼している」は除く)
10代 54.2%
20代 56.0%
30代 45.8%
40代 34.8%
50代 32.6%
60代 29.7%
さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「ランキングのバリエーション」についてです。
先ほど紹介したこちらのデータですが、10代と比較すると非常に興味深い内容になります。
■話型AIと話す内容
(全年代)
1位「情報収集」64.4%
2位「勉強や仕事などで分からないことを教えてもらう」47.0%
3位「趣味について」29%
4位「仕事に関する相談」27.5%
5位「勉強に関する相談」24.7%
(10代)
1位「勉強や仕事などで分からないことを教えてもらう」57.1%
2位「勉強に関する相談」50.0%
「情報収集」50.0%
4位「趣味について」30.0%
5位「人生に関する相談」25.0%
■対話型AIに求めること
(全年代)
1位「自分が知らないことを教えてほしい」46.6%
2位「アイデアを出してほしい」42.8%
3位「相談にのってほしい」33.9%
(10代)
1位「課題や宿題に関して答えてほしい」42.8%
2位「自分が知らないことを教えてほしい」41.1%
3位「相談に乗って欲しい」41%
今回、上記のように、各ポイントの%をもとにしたランキングで表示する方法はスタンダードですが、
全年代平均のランキングと10代との差異の大きい項目ランキングで出す方法もあるのです。
より10代の特徴が表現できるのです。
例えば、
■対話型AIに求めること(全年代<10代との差異ランキング)
1位「課題や宿題に関して答えてほしい」+10.8P
2位「心の支えになって欲しい」+8.0P
3位「話し相手になって欲しい」+7.8P
「面白さ(エンターテイメント)」+7.8P
となります。より、10代の特徴が際立つランキングになると思います。
ぜひ、今後の調査レポート作りの際の参考にしてみてください。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。
どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。