勤労感謝の日にあたり、「子どもに期待すること」は、「就業前に働くこと」93%。企業調査リリースは、どんなチャンスも逃さない!の巻
10月はユッキの弾丸旅ニュージランドネタに絡めて調査ネタを選定しています。
旅レポと一緒にお楽しみください。
日本だけでなく、世界にも「勤労感謝の日=Laborday」が設定されています。日本の「勤労感謝の日」は、飛鳥時代から収穫を感謝する「新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)」が原型とも言われてます。
ニュージーランドのLaborDayは、1840年にSamuel Parnellが世界で初めて「8時間労働」を勝ち取ったことを祝って「Eight-Hour Demonstration Day」と呼ばれスタートしたのが始まりだそう。
実はニュージーランドは先鋭的な考え方で 「世界初」の政策を打ち出し実行してきた国としても有名で、日本もニュージーランドの政策を取り入れたものもたくさんあります。
「世界初の政策」として有名なのは例えば、児童手当、女性参政権、反核政策、郵政民営化…などというものもあります。
ということで冒頭に戻って、今回のテーマは「勤労感謝の日」です。
「『勤労感謝の日』アンケート調査」(日本マクドナルド 2012年11月発表)
■日々の仕事や家事の疲れを癒してくれるもの
1 位「子どもの笑顔」(67.0%)、2 位「睡眠」(57.5%)、3 位「家族の団らん」(53.7%)■『勤労感謝の日』に望むこと
「親子で一緒に過ごしたい」(36.0%)、「子どもに『働くこと』について考えてもらいたい(30.7%)、
「感謝の言葉をもらいたい」(23.2%)、「プレゼントをもらいたい」(3.2%)■『勤労感謝の日』に「子どもからしてもらったこと
「感謝の言葉」(21.6%)、「家事の手伝い」(12.5%)、「プレゼント」(8.6%)、「特になし」(68.2%)■自分の子どもに「就職前に働く体験をして欲しい」と感じている親は93.0%
今回のワンポイント★プラスは…
「リリースを発表するなら、どんなチャンスも逃さない」です。
今回、とても面白い切り口で、企業が求めていることをPRしていることに感動しました。
M社のキーワードは、子ども、ファミリー、そしてアルバイト(笑)ですね。見事に3種の神器が盛り込まれたこのリリースに驚きます。
ちなみに、ニュージーランドは地元系のアパレル、化粧品メーカー、飲食チェーンがとても多くびっくりしました。グローバル化の波の中で世界中同じ店舗名が躍るようになって久しいですが、それは旅をすごく残念にするものだと思うのです。
自国のブランドやメーカーを育てていく経済政策もまた、ニュージーランドに学ぶところが多い気がします。
次回もお楽しみに!
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