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昨年ヒットしたクラフトビール。2017年もヒットが続く1位。そろそろ恒例の「ヒット予測」の発表の仕掛けを!

10月はユッキの弾丸旅ニュージランドネタに絡めて調査ネタを選定しています。

旅レポと一緒にお楽しみください。

9月末=春のオークランドで日が落ちてからの街を眺めて、曜日によっての差異が激しいことを感じます。木曜、金曜の夜はとても盛り上がっている感じですが、土日は逆に人が少なく感じました。

Happy Hourの夕暮れ時に、ワイワイ集まって楽しそうに飲んでいた人たちも陽が暮れ始めてhappy Hourが終わると、すっと解散していく姿が爽やかでした。
在住の人たちと話すなかで、「家飲み」率の高さに驚きました。

理由は外食が高いということもありますが、友達を招いて家のみをしながら選挙戦をテレビで見たり語りあったりするのが、オークランド流だとか。
Drug and Alcohol Reviewという専門誌に掲載された世界調査によると、NZ人は「飲みに行く前に、家飲みをして出かける人」世界4位だったそうです。

日本人から見ても物価が高くて驚きました。Happy Hourでもハウスワインは500円〜1000円。だらだら外で飲んでいるとお財布が痛むのかもしれませんね。

ということで、今回はお酒をテーマに、ヒット予測調査を検証します。

「酒のヒット番付2016と2017のヒット予想」(株式会社酒文化研究所 2016年12月発表)

https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201612207338/

■2016年ヒットした酒類
 第1位「クラフトビール」48%、第2位「プレミアムビール」30%、第3位「スパークリング日本酒」24%

■2017年もヒットが続くと思うもの
 第1位「クラフトビール」31%、第2位「日本ワイン」17%、第3位「プレミアムビール」「地域限定ビール」16%

■2016年にヒットした飲酒シーン・飲食店
 第1位「ちょい飲み酒場(牛丼店などの)」32%、第2位「センベロ酒場」14%、第3位「ビアフェス」8%

今回のワンポイント★プラスは…
「ヒット予測は、今年のヒットとセットで調査する」です。

年末に発表することが多い人気ランキング調査、来年度のヒット予測調査ですが、大切なのは、調査軸や選択肢がある程度揃っていないと、分析の際に語れることが少なくなってしまう…という問題が出てきます。

今年のヒットと来年のヒット予測が選択肢自体から大きく異なる場合は、「部門」「大分類」「シーン」などをそろえることで比較をできるように仕掛けておくとよいと思います。

ちなみに、オークランドで一番よく食べたものはラム!と言いたいところですがスムージーでした。スーパーでも自動販売機でもスムージーが複数種類売られていていつでも手に入ります。

レストランのメニューでも「グルテンフリー」表示が必ずされており、スーパーマーケットでもビーガン用の食材がたくさん売られているなど、健康志向の高まるオークランド市内。ワインも美味しかったけれど、小腹がすいた時のスムージーが旅の思い出の味になりました。

次回もお楽しみに!

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。