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これが本当の「街中マーケティング」?!IoT(Internet of things)の分かりやすい事例登場!

さあ、2月が始まります!旧暦でも新しい年に突入です。

毎年、年末年始に雑誌やネットでも占い特集が溢れていますが、占いの種類によっては、2月初旬から新しい年が始まると書かれていて、なんとなく、毎年、1月、2月、そして学校や会社の期が切り替わる4月…と仕切り直しばかりの数カ月を過ごしているような。。。

さて、今回の「街中マーケティング」のテーマは
『分かりやすいIoT〜Suica自販機、街中へ進出』です。

https://japan.cnet.com/article/20405016/

昨年12月に発表されていたリリースによれば、JR東日本が開発した「電子マネー自販機プラットフォームは、マーケティングの機能を搭載するセンターサーバーと、センターサーバーに対応したICユニット「VT-10」(ジェイアール東日本メカトロニクス製)で構成される、飲料自販機のための新たな仕組み。

これにより、街中の自販機でもSuica電子マネーでの決済が可能になるだけでなく、マーケティング機能により時間帯別の売れ筋商品を把握し、ユーザーのニーズに合った商品を提供」とのことです。

数年前から自販機は、前に立っている人の性別や年齢を自動識別して自販機の全面につけられた画面で、ターゲットにあった飲料の広告を出すものがありますね。

ユッキは一度、栄養ドリンクばかりをお勧めされて自販機に「疲れてるでしょ」と見透かされたようで、妙に癒されたことを思い出します。

この新型機では、さらに踏み込んで、自販機で電子マネーのチャージや個人情報と購入履歴を結び付けてデータとしてセンターサーバーに吸い上げ分析して商品開発に活かしたり、いろんなところで色んなものをお勧めしてくれるということになるのではないかとお察しします(苦笑)

女性、●歳代という単純な可視情報からお勧め飲み物のPRをするだけではなく、例えば八王子―東京間の通勤履歴から、花粉症の季節にはマスクを買ったら?とお勧めすることもできるでしょうし、同様の人が集まる乗り換え出口付近の売店にだけ、直接大量のマスクを配送しておくといったことが自動化されることにもなりそうです。

今回の「街中★プラス」は…
「マーケティングはKKD(経験、勘、度胸)から、新KKD(計測、検証、デザイン)になるのかな」

これまでマーケティング担当は「センスの良さ」という言葉で”KKD(経験、勘、度胸)”をフル活用する右脳的な世界だったのが、今後はビッグデータに基づいた分析とスモールスタートの検証によって機械が出した「外さない正解」を検証していくことが仕事になっていくのかもしれません。

ユッキは、新しい時代にもマーケティングとは、ある意味、担当者自身の人生観や個性が活きる仕事でもあると信じているので、最後の”D”が、〜ではなく、「誰でもできる」にならないことを祈っています!

今後のマーケティングのヒントになれば幸いです。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。