皆さん、GWはいかがでしたか?夏休みがもう、待ち遠しいですね。
毎年思うのですが、東京在住のユッキは、GWこそは遠出しようと思いつつ、東京を含めた首都圏の気候の気持ち良さに負けて近場でブラブラしてしまいます。都内はこの時期空いてて穴場だらけですしね。
さて、それもそのはず、、、というデータを発見!なんと、快晴日数のトップに埼玉県がランクインしています。
「気象庁 平成28年度(埼玉県統計課)」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/toukeialacarte/130.html
でも、雨が降らないエリアの印象は、瀬戸内エリアだと学校でも習ったはず…という違和感がありますね。
そうです!快晴率と晴天率のデータはこんなに違うんですね。
「気象庁 晴天率(tdfk.eek.jp 出典1981―2010平均値)」
快晴日数トップ
1位 埼玉県(56日)、2位 群馬県(46日)、3位 静岡県、宮崎県(40日)
ちなみに、最少エリアは、沖縄県(4日)、秋田県、鳥取県(9日)
晴天日数ランキング
1位 香川県(249.5日)、2位 愛媛県、徳島県(245.9日)、3位高知県(245.5日)
晴天日数ランキングを見ると大分、落ち着きますね。
それにしても、四国の晴天率はすごいですね。
1年中本当に晴れています!快晴日数が最も少ないのは意外なことに、沖縄県。島気候で風が強く、1日中雲がかからないということがなかったり、スコールなどもあるので、1日中快晴を保つのは難しいとか。
それでもオランダ、ドイツ、イギリス在住の友人たちは、日本は晴れた日が多く、晴天が懐かしいと話していました。この時期の爽やかな晴天のありがたみを実感しつつ過ごしたいと思います。
さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「差異の微妙なデータはランキングで整理する」です。
以前にもランキングの効果について伝えしましたが、今回の気象データはとても良い事例なので、おさらいしましょう。
よく見てみると、「快晴日数」のデータは、全体的に数値が小さいのです。
1位の埼玉県でも年間365日中の56日、「1年中快晴ばかり…」と言うわけでもなく微妙な結果です。
晴天日数のデータは、さすがに迫力あるデータなのですが、四国4県の平均値がほとんど一緒で、単純に表記してもつまらないんです。
ちなみに、ワーストランキングを扱う場合は、個人的にはやはり、トップランキングのデータも出すべきかと思います。どの程度の差異でトップとの開きがあるのか、判断できる比較軸を提示すべきかと思います。
そのくらい、ランキング表示には力があるので、無用な誤解も招きやすいということです。今後のマーケティングのヒントになれば幸いです。
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