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7月11日は世界人口デー。2100年日本人口は、9000万人vs5000万人どっちが正しい?将来予測の難しさ…の巻。

人口問題と婚活ブームが微妙にシンクロしながら盛り上がっています。

乙女心としては(笑)産めよ!増やせよ!の戦後ではなるまいし、なんだか、将来の日本のために、結婚して子供を産むのはいいことだ…と言われてもピンとこないし、労働人口が減るんだから、働き続けてね…と言われても、人口が半減する時代に生きてるわけじゃないし…と、すねたくなります。

まあ、世界のなかで日本ほど良い国はない…と思って頑張っていますけどね。

さて、そんなこんなで、微妙に女子の人生にもプレッシャーを与えはじめている人口問題。

1987年7月11日に世界人口が50億人を超えたことから設定された世界人口デーにちなんで今回のテーマは「世界と日本人口」。

「2050年、2100年の日本の人口予測」(国連人口部/国立社会保障・人口問題研究所 2012年)

http://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d0711.htm

■国連人口部

  • 世界人口は、2010年 約69億人→2100年に約91億人
  • 日本の人口は2010年 1億2806万→2100年に9000万人を下回る予想

■国立社会保障・人口問題研究所

  • 2100年、日本の人口は4,771万人予測(国連の約半分)

■国連人口部の2300年予測

  • 世界人口 約90億人-日本の人口1億人の大台を回復予測

…と、国連と日本国内の人口問題研究所では大きく予測に差が出ています。

きっと、非常に難解な方程式ではじき出した数値でしょうから(苦笑)

ここで解説をするのは放棄しますが、国連の予測では日本人はまた1億の大台まで復活するという予測がなんとも、すごいですよね。戦争やパンデミックで人口減少したわけではないわけですからね。

ただ1つ言えるのは、「将来予測にどのような変数を用いて算出するか?」によって数値が大きく変化するということです。

今回のポイントは「将来予測をする時に、どのような変数を用いるか?」です。

すごく単純に言えば…

これまでの大きな流れのなかで、減ってきた/増えてきた「傾き」を使って、
予測しうる事態が起こったことを想定し、「傾き」に足し引きして、
誤差が最小限になるように算出する。

重要数や供給数の予測をする場合には、基本的には、これまでの「傾き」をもとに短期予測は可能です。

類似商品のサイクル/低価格化の推移/市場占有率…など手に入る範囲の数値を掛け合わせるだけで、とりあえずは良いと思います。

複雑に考えすぎずに、楽観/悲観/中間の3パターン出しておけば、あとは、数値は手に入らないけれど予測可能な事件や事項を複数人の野生の勘?を寄せ集めてディスカッションで、足し引きしていけば「勘ピュータ―」によって、正しいらしい数値が見えてくるかもしれません。

ぜひ、参考にしてみてください。

次回もお楽しみに!

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