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ポスト平成!新成人に期待 若者のライフスタイルも刷新の兆し

都内に住んでいると、年末年始に限らずですが、街にシニアと外国人が目立つようになった日本。

若者はどこでどうしているのか気になる今日このごろ。

平成最後の成人式を迎えた人たち‥はどんな感じなんでしょうか。(そろそろ平成最後、、という枕詞も聞き飽きてきましたね(苦笑))

ちなみに今年、成人する人たちは1999年生まれ。昨年度の成人式を迎えた20歳人口の125万人よりも、さらに減少して20歳の人口は121万人程度となります。

1999年は、石原慎太郎さんが都知事になったり、SONYからAIBOが発売開始、アニメ「ONE PEACE」がスタートした年でもありました。

そういえば、ハッピーマンデー導入開始で1月15日に成人式が行われた最後の年だったとか。バブルも弾けてたし、スマホはなかったものの、すでに携帯でネットにつなぎ、デジタルで人と24時間繋がるのが当たり前になってきていたこの平成の20年はあっという間だった気がします。

ただ、少子化はどんどん進んでいる実感はありますね。ただ、その分、シニアでも暮らしやすい優しい街づくりが進んだり、今後迎えていくことが法案で決議された外国人労働者やオリンピックを終えても増えていく予測の外国人旅行者などが、わざわざ海外旅行をしなくても、ここ日本にいながらにしてグローバル化を実感できる場面も増えていくかも知れません。

ユッキも街中で英語を使う機会が格段に増えているのを実感しています。

ということで、今回のテーマは、若者のライフスタイルに迫ってみましょう。

「若者のライフスタイルに関するアンケート調査』18~20歳」(CCC2018月1月発表)

https://www.ccc.co.jp/news/pdf/20180105_ccc_tenquete.pdf

友だちとのコミュニケーションツール

1位「LINE」86.2%
2位「電話」43.0%
3位「Twitter(ダイレクトメッセージ)」30.2%
4位「SMS」23.1%
5位「Eメール」19.9%

よく使うアプリ

1位「LINE」77.9%
2位「Twitter」50.6%
3位「Instagram」30.5%
4位「ゲーム」20.7%
5位「YouTube」9.6%

いま悩んでいること

1位「お金」50.2%
2位「今後の未来」44.9%
3位「仕事・就職」41.0%

20歳のみ抽出

1 位「今後の未来」52.2%
2 位「仕事・就職」、「お金」 51.2%

やや、悩み事が現実との葛藤になっていることがうかがえる?

いま興味があること

1位「音楽鑑賞」44.6%
2位「映画・DVD鑑賞」43.6%
3位「ショッピング」40.0%4位「国内旅行」「ライブ・コンサート」32.5%

男女別―男性では4位「自動車」(28.4%)、女性では1位「ショッピング」53.0%

車の免許への関心

車の免許をすでに「持っている」48.3%
「持っていないが取得する予定」37.5%

海外旅行への関心

直近一年以内に「海外旅行へ行った」14.8%
「海外旅行へ行っていないが、今後行きたい」58.2%

さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「年齢を絞りに絞った調査」についてです。

本調査は18歳から20歳だけに対象者を絞った調査なので、年齢別比較をする場合でも、18歳、19歳、20歳の各年齢比較しかできません。

実際にリリースでも紹介されていますが、この1歳刻みの比較だと、なかなか結果に違いが出にくい印象があります。

やはり、この18歳から20歳、22歳前後までは調査担当者泣かせの対象者ですね。

学生とフリーターと会社員が混在するからです。

学生と会社員の可処分所得に差があり、消費志向や行動の時間的自由度も異なる対象が混ざってしまった結果になりやすいからです。

あえて、年代を絞って、属性を綺麗にわけて分析ができるサンプルを十分に取得していく方法を検討することが大切になる若者調査。

ぜひ、今後のマーケティングのご参考に!
2019年も、引き続きどうぞよろしくおねがいいたします。

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。