長い梅雨からの、猛暑という展開の今年のお盆でした。
まあ、スッキリした青い空が見られると、夏が来たということで元気になりますね。
今年は、「特別な夏」という東京都 小池都知事の言葉通りなんだか、本当にいつもと違う夏ですが、やっぱり、夏は一年の中では特別な季節!地元の昔からの友達と会ったり、行ったことの無いところに行ったりはじめてのことにチャレンジしたり、、、とやっぱり何かしたくなるのが夏!
幸か不幸かコロナ禍で、一気に進んだオンライン化。
オンラインで初めてのことにチャレンジするには事欠きません。オンラインでのお取り寄せ、デリバリーに始まり、オンライン会議、オンライン保護者会、オンラインお稽古、、、そしてオンライン飲み会。
一通り経験してみると、気になるのが「映え」ですねー。
1日中オンライン会議で、夕方買い物に出る時もマスクなのでユッキも、すっかりメイクもファッションも手抜きがち。
前日夜更かしして顔がむくんだまま、オンライン会議でうっかり顔出ししたら、即座にツッコミが入ったり、夕方の会議中に日が陰り、部屋の明かりもつけずに懐疑し続けたら気づけばお化け屋敷状態の絵柄になっていることに気づいて焦ったり。いやはや、それなりに映えを気にしないといけない環境になりましたね。
NY在住の友人は、全米のスタッフ会議が当たり前で、既に、オンライン会議慣れしていたため、「オンライン会議の三種の神器は、美人ライト、高性能カメラ、マイク」とありがたいアドバイスをくれました。
ということで、今回はオンライン映え調査を見ていきましょう。
「オンライン映え消費」に関する実態調査」(株式会社スナッププレイス2020月8月調査)
https://tghd.co.jp/news/tg/newsrelease/20200713-01.html
ZOOMなどのオンラインビデオ通話の使用経験がある20代~50代男女100人
■20代のオンラインビデオ通話使用シーン
・男性
1位「仕事の会議や打ち合わせ」
2位「授業の受講(学校関係)
3位「面接」
・女性
1位「友人との会話」
2位「オンライン飲み会(オンラインお茶会)」
3位「仕事の会議や打ち合わせ」
■30代のオンラインビデオ通話使用シーン
・男性
1位「仕事の会議や打ち合わせ」
2位「友人との会話」
3位「遠方に住む家族と会話」
・女性
1位「友人との会話」
2位「オンライン飲み会(オンラインお茶会)」
3位「仕事の会議や打ち合わせ」
■40代のオンラインビデオ通話使用シーン
・男性
1位「仕事の会議や打ち合わせ」
2位「セミナー受講」
3位「友人との会話」
・女性
1位「友人との会話」
2位「仕事の会議や打ち合わせ」
3位「オンライン飲み会(オンラインお茶会)」
■画面映りを良くする「オンライン映え」のために何か物品を購入したことがある」
・全体 27%
1位「20代男性」50%
2位「50代女性」43%
3位「40代男性」40%
■「オンライン映えのために購入したことがあるアイテム」
・全体
1位「照明用ライト」25%
2位「洋服」18%
3位「メイク用品」18%
・男性
1位「照明用ライト」42%
2位「壁紙」25%
3位「パソコンスタンド」17%
・女性
1位「洋服」25%
2位「メイク用品」22%
3位「照明用ライト」19%
■シーン別・オンライン映え消費をしたことがある人の割合
・全体
1位「オンライン飲み会・お茶会」42%
2位「授業の受講(学校関係)」31%
3位「仕事の会議や打ち合わせ」30%
・男性
1位「授業の受講(学校関係)」60%
2位「オンライン飲み会・お茶会」60%
3位「面接」50% 「恋人との会話」50%
・女性
1位「オンライン飲み会・オンラインお茶会」33%
2位「友人との会話」32%
3位「その他」
さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「データ分析に役立つ簡単クロス集計の技」についてです。
今回の調査では、年代別、男女別、シーン別にかなりばらつきのある結果でした。
そもそもオンラインコミュニケーションのシーンがビジネスに偏っている男性に比較して、友人とのプライベイトの飲み会や会話に集中している女性。
「画面映え」に対して、照明だけでなく洋服やメイクなど、打ち手が多い!?女性に対し、P Cの機能強化くらいしか思いつかない?!男性陣との差が激しいわけです。どんな結果であっても、調査に対してなんらか結論を出していく必要がある場合、単純に全体数値だけを報告しても何のことか伝わりづらくなります。
Step1としては、おなじみの属性別。
男女別、年代別にクロス集計を出して、属性別の差異に注目するのがまず1歩。
Step2は、Step1のアレンジとして、「画面映えのための商品購入経験率」を属性別に並べ、一番購入率の高かったのは20代男性、ついで50代女性、、、など割と意表をついたランキングにして公表していくという手も有効です。
Step3は購入経験率と、オンラインコミュニケーションのシーンをクロスし、どんな場面だとお金をかけるのか?という結論に迫っていくやり方です。
確かに、男性がスーツや靴などビジネスシーンにお金をかけてきただけにオンラインでもビジネスシーンのコミュニケーションにお金をかけがちで、女性は、女性同士、プライベイトでもファッションに手を抜けなかったり、オンラインでは、「色より艶」が映えのポイントになるため、年代が高くなるほど「“艶ツヤ“系化粧品」にお金をかける必要性が出てきたりします。ホントに、若いとそれだけで、おでこもほっぺもピカピカに映っちゃうから悔しい限り。
ユッキは、友達のアドバイス オンライン会議「三種の神器」のうち、高性能カメラだけは買わずに、むしろ少し白く飛び気味のPC内臓のぼけたカメラの方が気が楽だなと思っている今日この頃。
この調査のように、ツヤ化粧品でもなんでも購入して、一気に映え度を上げる策を研究を開始しようとと覚悟を決めた特別な夏でした。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。