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令和の結婚観「20代男性3割が専業主夫OK?!」 国も支援開始で婚活市場も活況に

早いもので、気付いたらお正月気分もすっかり通り過ぎていました。

昨年を振り返ると、芸能人の結婚も話題になりましたね。
震災や天災、戦争などがあると人間の本能が目覚めるのか
結婚が増えると言う説もあります。

このコロナ禍の中、引越しや結婚など、人生を見直しなどをした人も多かったように感じます。

また、知人の占い師が言ってましたが(笑)急に気温が下がるとお客さんが増えるとか。
寒くなってくると、気温の変化に慣れるまで不安になるのか人恋しくなるのか。
人間も動物的な触覚で生きてますからね。

うーん結婚したいな〜、デートしたいな、、、と気温が下がっていた年末年始。
とは言え、このコロナ禍。合コンやちょっとご飯でも誘うなど
ホントにしづらくなりました。

どうやって出会えば良いの??と言う人も多いかも。
そんなところに、飛び込んできたニュース。

日本政府は、低迷する出生率改善に向け、
人工知能(AI)を使った婚活サービスの支援を計画。

来年度から、自治体が主導するAIを使った婚活支援事業に補助金を出す予定。
2019年に日本で生まれた子供はわずか86万5000人弱と、史上最少。

AFP通信によると、日本政府は来年、自治体の少子化対策向けに20億円を拠出。
すでに多くの自治体が婚活サービスを提供中。

既存システムは、年齢や収入などの希望条件でしか分析が行われていなかった。
日本政府からの補助金により、趣味や価値観などといった条件も含めた、より高度で先進的なシステムを自治体が利用できるようになる。

日本の人口はピークだった2017年の1億2800万人から減少に転じ、
21世紀末には5300万人以下になる予測とのこと。

前安倍政権の目玉は当初少子化対策でしたが、だんだん声小さくなって行きましたね。
最近の政策としては不妊治療に支援をすると言う政策は気になってました。

ただ、もともと結婚する人を増やさないとね。
と言うことだと思いますが。

とは言え、この結婚観も令和になって変わってきている気がします。

企業戦士のお父さんと専業主婦の母、子供2人と言った
昔の典型的な家族はすでに少数派になってきていますね。

さて、変わり続ける家族と結婚のあり方を年末に振り返ってみましょう。

「“令和世代の結婚願望”について調査」

(株式会社ネクストレベル2020月12月発表)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000032757.html

■30歳以下で「いつかは結婚したい」と思っている

男性 70.1%
女性 73.0%

■「結婚願望がある」と答えた人―「何歳までに結婚したいか」

男性
1位「30歳」32.0%
2位「33歳以上」24.1%
3位「32歳」13.3%

女性
1位「30歳」30.5%
2位「25歳」14.6%
3位「33歳以上」14.6%

■結婚したい理由

男性
1位「支え合える人がほしい」24.4%
2位「子どもが欲しい」23.3%
3位「寂しい老後を送りたくない」15.7%

女性
1位「 子どもが欲しい 」19.4%
2位「支え合える人がほしい」18.5%
3位「寂しい老後を送りたくない」14.3%

■「結婚願望がない」「分からない」と回答した人の理由

1位「独り身の方が向いている」21.3%
2位「結婚への憧れがない」18.4%
3位「相手がいない」14.7%

■30歳以下の独身の男女が考える理想の結婚生活

「収入」と「家事」のバランスで、理想のスタイル

男性
1位「夫と妻が収入も家事も同等」55.1%
2位「夫の収入が主、妻が兼業主婦」21.5%
3位「夫の収入のみ、妻が専業主婦」15.9%

女性
1位「夫と妻が収入も家事も同等」45.9%
2位「夫の収入が主、妻が兼業主婦」37.2%
3位「夫の収入のみ、妻が専業主婦」13.5%

■ 妻のほうが収入が高い場合どう感じるか

男性
1位「稼ぐことはいいが自分も頑張りたい」61.7%
2位「助かる!もっと稼いで欲しい」29.0%
3位「自分の収入が少ないと傷つく」4.7%

■もし男性の方が家事が得意だったらどう思うか

女性
1位「助かるが自分もやらないとと思う」50.3%
2位「助かる!もっと家事をお願いしたい」45.7%
3位「自分の収入が少ないと傷つく」3.3%

■結婚相手から「専業主夫・主婦になりたい」と要望された場合

男性
1位「専業主婦になってもらってよい」48.9%
2位「パートなどで少しは働いてもらう」37.3%
3位「稼いでもらえないなら別れる」4.6%

女性
1位「パートなどで少しは働いてもらう」41.6%
2位「稼いでもらえないなら別れる」30.9%
3位「専業主夫になってもらってよい」15.9%

■相手から自分に「専業主夫・主婦になってほしい」と要望された場合

男性
1位「パートなどで少し働く」45.0%
2位「専業主夫になっても良い」30.8%
3位「専業主夫になるなら別れる」12.2%

女性
1位「パートなどで少し働く」50.7%
2位「専業主婦になっても良い」34.8%
3位「専業主婦になるなら別れる」10.6%


さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…

「主体―客体別の意識調査」についてです。

本調査では、男性、女性別にデータが公開されています。

一見、これ、属性別にも見えるのですが、夫婦関係調査は少し複雑です。

「自分がどうしたいか」だけでなく、
「相手をどう思うか?」が重要なんですね。
「自分がどうしたいか」については、普通に男女別や未既婚別などで分析しやすいです。

ただ、相手をどう思うか?については少し扱いが丁寧にしないといけません。

例えば、専業主婦、主夫問題について。
「相手が専業主婦(主夫)になりたいと言った場合、あなたはどうするか?」と
「相手に専業主婦(主夫)になれ!と言われた場合、あなたはどうするか?」の両面があるわけです。

また、相手の状態と自分の状態_年収の高さや働き方の組み合わせが複雑でそれぞれに設問を立てないといけません。

こう言った、カップリングの種類、それぞれの意識比較などをする場合には
一度マトリクスにパターンを落として、抜け漏れはないか、それぞれの穴を埋めていくにはどうするか?
などの調査設計が必要になりますのでご注意ください。

それにしても、夫が専業主夫を希望した場合、
アルバイトでも構わないので、少しは働いてもらうと言う回答が
即離婚!と言う回答より多いことが印象的。

世の女性は強くたくましくなりました。
一方、男性もとても柔軟になりました。
互いの力を合わせて作っていくのが家族なのかもしれませんね。

友人、夫婦や家族などを思い浮かべることが多くなった年末年始でしたが、
人間愛を歌ったベートヴェンの第9番交響曲〜合唱付きなどを聴きながら
豊かな年越しができたのではないでしょうか、、、。

昨年はお世話になりました!2021年も皆様にとって素晴らしい年になりますように。

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。