残暑の厳しい日もある9月。
先日、20年来使っていたエアコンが故障し、猛暑日にぐったり。
メーカーの修理サービスに問い合わせても夏は激混みでした。
加えて、古すぎる機種は修理部品もないというので
修理は難しそうとのこと。
というわけで新しいエアコンを購入した方が早そう、、、。
量販店に駆け込むことも考えたのですが、こんな時期でもあり
ネットショップを片っぱしから調べて発注、即取り付け完了です。
本当に便利な世の中になりました。
家電から家具、インテリアなどネットサーフィンをしているうちに
こんなものまでネットで買えるの?!という商品を発見。
なんと、自宅用スイムスパや、設置式のバーカウンターまでありました。
スイムスパは、大型クルーズなどに設置されている類のもので
計5つのジェットが搭載され、逆行するように泳げる全長5mのもの。
25mプールを設置できる自宅は、なかなかないですが、
5mなら設置できるかもしれませんね。
価格は$21,200、日本円で約250万円也。
ちなみに、設置式のバーカウンターは海外の空港にあるバーカウンター
のような円形で、オーク材を使ったもののようです。
15人分のチェアが付いて$36,750。日本円で約440万円です。
どんな人が買っているのか気になりますね。
さて、成長し続けてきたEC市場ですが、コロナ禍で更に成長している
と喧伝されていますが実際にどの程度伸びているのでしょうか。
最新の経済産業省の調査データによると
https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730010/20210730010.html
2020年の国内の個人消費E C市場規模は830億円のマイナス、
物販は12.2兆円で21.7%増という結果となっています。
実は本調査が対象としているECには、物販系分野だけでなく
サービス系分野やデジタル系分野の数字も含まれているのです。
分野別に見ると、
物販系分野の市場規模は2020年は12.2兆円で、2019年比で21.7%増。
一方、サービス系分野は約4.6兆円で対前年36.1%のマイナスとなっているのです。
*サービス系分野:旅行サービス、飲食サービス、チケット販売、金融サービスなど
*デジタル系分野:電子書籍、有料音楽配、有料動画配信、オンラインゲームなど
では、物販系の内訳を見てみましょう。
トップは「生活家電・AV機器・PC・周辺機器等」で2兆3,489億円、
次いで「衣類・服装雑貨等」2兆2,203億円、「食品、飲料、酒類」2兆2,086億円、
「生活雑貨、家具、インテリア」2兆1,322億円で全体の7割を占めています。
これは、あくまで個人消費におけるE Cの市場規模ですが、
市場を正確に抑えるためには、それぞれの分野別に、
ECで購入している比率とリアル店舗で消費している割合、
EC化率をみていく必要がありそうです。
EC化率については、上位から「書籍、映像・音楽ソフト」42.97%、
「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」37.45%、
「生活雑貨、家具、インテリア」26.03%となっているようです。
ECでの物販分野の市場規模が2位だった「衣類・服飾雑貨等」は19.4%、
「化粧品。薬品」においては7787億円の市場規模で6.7%。
まだまだ、EC市場の白地がありそうです。
今月の「気になる★数字」…
「2020年ネットショッピング利用率50%超え」についてみてみましょう。
2020年は世界中でショッピング分野に大きな変化が起っているようです。
新型コロナ感染拡大への不安や、小売店や飲食店の時短営業や営業自粛などで
ネットショッピングの利用が急増。
総務省が毎月行っている「家計消費状況調査」では、
2020年5月には、ネットショッピング利用世帯が、
同調査でネットショッピングを調査対象にした2002年以降、初めて全体の50%を突破、
2020年10月には前年同月比8.8ポイント増の50.9%に達したとか。
簡単になんでもネットで買えるようになる一方で
おうちの中がものであふれないように、捨てる技術や簡単にものを処分できる
リサイクルもますます活況になっていきそうですね。
※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。