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独身男性の8割超が働くパートナーを歓迎 家事負担割合50%以上を希望

さあ、9月に入り、秋めいてきました。
ジューンブライドに次いで、秋が結婚式シーズン。
人恋しくなる季節でもありますね。
涼しくなると、占い師も忙しくなるとか。
やっぱり、占いニーズは今も昔も恋愛相談なのかもしれませんね。

ところで、理想の相手が変わり始めているという今回の調査。
家電のCMやアマゾンのCMでも共働きで日頃忙しい毎日を送っている
家族や夫婦の様子が描かれているものが目立ちます。
共働き家族における家事分担は大きな問題ですが、気になるデータを先にご紹介。

“世界5カ国で約8割が「夫婦で家事を分担している」と回答
家事を分担していない国1位は「日本」“という気になる調査が。
これは、リンナイ株式会社が2018年に実施した「共働きに関する意識5カ国調査」
https://www.rinnai.co.jp/releases/2018/0208/

世界の共働き夫婦の家事事情を探るべく、日本(東京)、共働き夫婦が少ない韓国(ソウル)、
ナニー文化が浸透しているアメリカ(ニューヨーク)、
共働きが主流のドイツ、ワーク・ライフ・バランス先進国であるデンマーク、
5カ国の30~49歳の男女計500名を対象にした調査だそうです。

・家事時間が最も長いのは1位「アメリカ」、日本との差は1週間で約5時間
・世界5カ国で約8割が「夫婦で家事を分担している」と回答、家事を分担していない国1位は「日本」
・食事の後片付けは分担している国が多く、「日本」や「韓国」は男性が担当
・家事が好きな男性1位は「アメリカ」で9割、「日本」「韓国」は半数以下という結果に
・8割以上のアメリカ人男性が過去に育児休暇を利用したことがあると回答

なんと、5か国とも、家事をしてくれるパートナーに対して"好き"と回答。
つまり、家事分担は、もはや家庭円満の鍵であり、結婚生活の必須項目となっているようです。

そこで今回は、結婚前の男女の理想のパートナーや家事分担をテーマに
調査をご紹介します。

「パートナーの働き方、自身の家事負担割合に関する意識調査2021」
( 株式会社Aill 2021月8月発表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000059840.html

それでは詳細を見てみましょう!

■(男性)仕事をもつパートナーを歓迎する

「はい」81.2%

■(女性)結婚後も働き続けたい

「はい」100%

■理想とする自分が担う家事育児割合

・男性
20%以下が理想:1%
30%が理想:8%
40%が理想:9%
50%が理想:73%
60%が理想:4%
70%以上が理想:4%

・女性
・40%以下が理想:1%
・50%が理想:52%
・60%が理想:25%
・70%が理想:17%
・80%以上が理想:6%

■パートナーに希望する働き方

・男性
管理職:0.2%
正社員:24%
パートアルバイト:0.4%
拘りなし:75%

・女性
管理職:5%
正社員:82%
パートアルバイト:0%
拘りなし:12%

さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「対象間で差異がある場合のスケールの置き方」についてです。
今回の意識調査では、男女に同じ問いを投げています。
家事分担のイメージについて尋ねた調査では、20%〜80%まで刻んでいます。
男性が「20%以下」で1%、女性は「40%以下」が1%となっており、
男性は「70%以上」が4%、女性は「80%以上」で6%。

調査時は、おそらく同じ選択肢で10%刻みで回答を取得しているものと思います。
しかし、回答のばらつきによって、集計時に刻み方を変えていることが想定されます。
正確に分布を記載するより、まとめ方を変える方が見やすいとも言えますが、
一方、男女間での比較がしづらくなるという課題もあり、結果により適宜検討が
望ましいと思います。

いずれにせよ、この「理想の家事分担」のパーセントは数値的な回答に見えても
あくまで主観的なイメージです。
設問自体にも時間数の割合なのか、家事のタスク数の割合なのかも明示されておらず、
曖昧な定義による数字選択になっています。
たとえ選択肢を細かく刻んで数字を出しても平均値などを出し明示するには適当ではない
数値となりますので注意が必要かもしれません。
ぜひ参考にしてみて下さい。

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