entry_image

20代―30代の54.4% 「30分以内に購入を決断」

今年もあと2ヶ月、会社や学校は下半期に突入です。
感染症対策に頭がいっぱいのうちに、意外と知らない?!
10月1日からの制度改訂や値上げ情報などの予定も。

もうすぐクリスマス!11月に入ると、すでに街もクリスマスムード。
今年は、大切な人とは過ごせそうな予感です。
プレゼント商戦の前に、それぞれの欲しいものをリサーチしたり、
最近話題のちょっとしたプレゼントに良さそうなものへの情報収集に
アンテナがたち始める頃ですよね。

最近、本当に戸惑うのは、決済方法です。
そもそも、これまで、ちょとした買い物は財布を出して現金で払う。
大きい買い物はクレジットカード、、、くらいしかなかったわけです。
ところが、最近は事前に調べれば調べるほど、
普通に支払うことで、すごく損していることがわかったりして、
一体、何でどうやって支払うのが得なのか損なのか、、、などと
考えなければいけない時代になった気がします。

ちなみに、大きく分けるとオフライン決済とオンライン決済になります。
ざっくり、それぞれ7種類ずつの決済に整理されると言われます。
オフラインは、現金、クレジットカード、デビットカード、交通系/商業系電子マネー、
各種ポイントカード、各種Pay、QRコードなどがあり、
オンラインでは、上記に加えて、銀行振込、キャリア決済、コンビニ払いなんかもあります。

さらにさらに、、、各種サービスで繰り出されるさまざまな決済方法。
国内外ではBNPL(Buy Now, Pay Later)・後払い決済サービスと呼ばれる
新しい支払手段の利用が拡大中。
クレジットカードが支払い日を翌月25日などと固定されているのに対し、
支払いをあとから自由に設定し自ら管理できる「フレキシブル消費」の代表格、
後払い決済サービス市場は、2020年度約8,820億円から、
24年度1兆8,800億円にまで拡大予測とか。

これは、年平均成長率20%超?!。
もちろん、この後払いサービス(スマート支払いサービス)を取り入れている
メルカリでは、なんと13種類も決済方法が用意されているとか。
時代には追いついていかないといけませんね。

そこで今回は、若者の決済意識調査を見てみましょう。

「消費と支払手段に関する調査」
(メルペイ 2021月9月実施)
https://jp.merpay.com/news/2021/10/202109bnplsurvey/

■モノ・サービスを購入する際の考え方について当てはまる
・「自分が欲しいと感じる時に購入」 32.8%
・「どちらかというと自分が欲しいと感じる時に購入」 34.4%
・「どちらかというと購入に使って良いと考える金額が貯まってから買う」 20.9%
・「購入に使って良いと考える金額が貯まってから買う」 11.9%
【理由】
1位「いち早く利用したいから」 42.8%
2位「時間が経つと欲しいものが購入できなくなるかもしれないから」 40.5%

■モノ・サービス(3,000円未満)の購入を決断するまでの時間について
・「30分以内」 31.6%
・「5分以内」 22.8%
・「1時間以内」 11.8%

■後払い決済サービスの利用経験はありますか
・全体「ある」 31.1%
・20代 35.6%
・30代 33.8%
・40代 30.0%
・50代 16.9%

さて、今回の「ワンポイント★プラス」は…
「リリースに掲載する結果の設問順」についてです。
今回、原稿上の結果の紹介順と、元のレポートの調査紹介順は実は逆になっているのです。
「後払いサービス利用率3人に1人」といったリリースのキャッチに合わせ、
後払いサービスの利用率からリリースでは紹介されています。
もっとも伝えたい結果を最初に持ってくるという戦略はありだと思いますが、
実際に調査する際は、答える人の思考に負担のないように、
概論からディテールに設問が並ぶことが大事だと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。

※皆様からのご質問やご意見もお待ちしています。どうぞお気軽にユッキにご連絡ください。