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アンケート調査の基礎解説〜「仕掛ける★調査設計」について 調査項目に「ぷらす1★スパイス」付きです!

こんにちは!ユッキのアンケートクッキングにようこそ!

ちょっと時間がたってしまったのですが、オクトーバーフェスト参加したことはありますか?

青空の下、秋風に吹かれて飲むビールは格別です!ユッキはBBQも嫌いじゃないんですが…いかんせん面倒で(汗)手ぶらでBBQとはいいながら、誰か焼いてなきゃいけないし…、もちろん、お店の人が焼いてくれる至れりつくセリBBQもあるけれど、それならテラス席のカフェでよくないか?と思ったりします(苦笑)

ビールフェスタの面白いところは、最初は遠目に見ていた楽団のおじさんの異様な陽気さにつられて、ついつい見知らぬ周囲の酔っ払いとも自然に盛り上がれちゃうところ。なんとも、異次元の不思議な空間が広がっています。

さて、今回も、「もし、アンケート調査担当になったら…」のテイで、調査担当の虎の巻的なお話をお伝えしていけたらと思います。

さて、調査虎の巻も、先月末から第2章に突入。

「第2章「アンケート項目の設計について」 ③仕掛ける★調査設計」

についてです。

前回、定期調査の実施目的は「経年変化」を把握すること。調査結果をマスコミ露出したり、話題に押し上げていきたい場合は、その時期に話題になっていることとうまく絡めて露出してきましょう〜という話題でした。

今回はさらに一歩踏み込んだお話。

事前に結果を予想して、先回りして設問項目を設計してみよう!というご提案です。

これは、ほとんど皆さんの「妄想力」にかかっているといっても過言ではありません(笑)。

まず、目をつぶり、記者会見している場面、あるいは新聞の1面に、担当した調査結果が掲載されていることを妄想してみましょうー。そして、目を開け、どんなストーリーだったら世の中が驚いてくれるか喜んでくれるか、あるいは、自社商品の必要性が認識してもらえるか…ということを妄想していくのです。

もちろん、妄想通りの調査結果がでることはない(断言!)のですがいくつかの思い描いたストーリーを、調査項目に落としていくことが重要です。というか、「仕掛ける★調査担当者」の喜びの一つだと思います。

たとえば、健康系商材を取り扱っている会社からの調査発表だとしたら

  • 孫の結婚式のお祝いの席に参加する70代8割
  • オシャレなおばあちゃんと言われたい92% (※本結果は全くの妄想です 笑)

なんて、どうでしょう?インパクトありそうでしょうか?昔の「おばあちゃん」とは全く違う現代のアクティブシニア。80代でもキレイにしてなくちゃいけない…とみんな思っているのね〜という社会的ムードを盛り上げれば、シニア向け美容商材に関心が向く…というストーリーです。

いくつかこのようなストーリーを描きだすことから調査は始まるのです。調査企画会議の際は、チームメンバー全員で「妄想」から始めてみるのはどうでしょうか(笑)。

今回の「ぷらす1★スパイス」は、
「妄想を掻き立てるのに便利な(笑)お勧めサイト」をご紹介したいと思います。

ぜひ活用してみてください。

次回の「調査設計虎の巻」もお楽しみに…。

皆様からのご質問、ご感想などもお待ちしております。