12月に入って、街はより一層賑やかになってきましたね。
しかしその直前、急にブラックフライデーなるECのCMが激しかったと思いませんか?
日本ではあまり聞かなかったブラックフライデーが急にここ数年で上陸してきた感
ありませんでしょうか。
調べてみたら、11月の最終週から12月初日にかけてのブラックフライデー、サイバーマンデーは、
世界中でリアルショップも巻き込んだ大セールが繰り広げられているもよう。
ユッキのオンライン英語の先生たちも、デスクに齧り付いている場合じゃない、
どのショップの駐車場もパンパン、レジは長蛇の列、早く買いに行かなくちゃ、、、と
浮き足立っている様子が半端なかったです。
そこで、そもそも「ブラックフライデー」と日本上陸の背景についておさらいしてみます!
ブラックフライデー(Black Friday)とは、アメリカで感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日。
この日は、感謝祭と繋げて週末まで休暇になることが多いそうで、
まさにクリスマス商戦の初日と目されている日だそうです。
感謝祭は里帰りして家族と過ごす人も多い、日本で言うとお盆みたいなものでしょうか(笑)
里帰りには手土産も必要なので、感謝祭前に色々と買い物をして大移動。
店舗側にとっては、そんな感謝祭プレゼントの売れ残りを翌日から一掃セールする日でもあるそうです。
このブラックフライデーでは、ブランド品でも40%〜50%とか当たり前だとか。
ユッキの知り合いは子供のクリスマスプレゼントも、もちろんこのセールでゲット!しています。
では、日本を含め、アメリカ以外の国ではどうなのでしょうか。
過去にカナダやイギリスでも取り入れられたことがあったそうですが、
あまり定着しなかった背景として、クリスマスセールとの棲み分けがわかりにくかったとの声も。
日本では、2014年に外資系企業の日本トイザらスが初のブラックフライデーのセールを開催したもよう。
2016年にはイオンが国内資本企業としては初。
2019年にアマゾンジャパンがブラックフライデーによるタイムセールを行ったそうで、
なんとなく、ECでブラックフライデーが盛り上がっている感はここからきているようです。
日本では、11月23日の勤労感謝の日を軸に、アメリカより一足早くスタートしているケースも多いとか。
さて、今月の「気になる★数字」
「2022年ブラックフライデーShopify世界63億ドルを上回る見込み」について見てみましょう。
(https://www.advertimes.com/20221115/article401983/ )
世界12カ国、2万4009名のコンシューマーを対象に消費予定などを聞く調査を実施。
回答者には日本人のカスタマーも2000人ほど含まれています。
日本人の8割が「ブラックフライデーの4日間に買い物をする」、
4割は「今年の消費額は2021年よりも大きくなる予定」、
約3割は、「さらなる値上がりの前に、今のうちに商品を購入しようと考えている」と回答。
2021年はShopifyを利用する事業者は過去最大の売上高で総売上高は63億米ドル。
2022年は物価高、サプライチェーンの乱れなどから、ビッグセールのタイミングで買いだめしておこう!
という消費者はますます増える見込みとか。
先日、ネット通販大手「アマゾン」で働く人たちが、適正な賃金と働き方を求めて、
「ブラックフライデー」にあわせて、世界30カ国以上で一斉に抗議行動やストライキが
予定されている、というニュースも跳び混んできました。
まさに世界の書き入れ時となっていくでしょうか。
今後の日本でのブラックフライデーの浸透から、目が離せませんね。
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